- Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344404410
作品紹介・あらすじ
平凡だが幸せな生活を謳歌していた香奈子の日常は、恋人・貴治がある日突然、何者かに殺されたのを契機に狂い始める…。同じ頃妹の度重なる異常行動を目撃し、多重人格の疑いを強めていた根本。次々と発生する凄惨な事件が香奈子と根本を結びつけていく。その出会いが意味したものは…。ミステリ界注目の、若き天才が到達した衝撃の新領域。
感想・レビュー・書評
-
解離性障害のひとつの症例、解離性同一性障害を題材にした作品。多重人格がテーマとなると、貴志祐介の13番目の人格に引っ張られてしまう。
あまり印象には残らなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
'22年1月9日、読了。浦賀和宏さんの作品、初。
…もう、吐き気がする程の、アクロバット(*﹏*;)いやあ、やられた!凄い!そのアクロバティックさでは、ここしばらくの間に僕が読んだ小説では、群を抜いている、と思います!(+中々のグロさ。)
正直、…題名から、こういう展開で、こういう系のドンデン返し、なんだろうなぁ…と、予想はできました。まあ、「それ系」ではあったのですが…しかし!凄い作品に、出会ってしまった(>0<;)
言うまでもなく、上記、あくまでも僕の、個人的な感想です。ですが…未読の方、是非是非!(グロさが苦手の方は、ご注意を!) -
読み終わって「どういうことだったんだ…?」と考えていくうちに次第に話の全貌が見えてきて鳥肌がたった。面白かったです。
-
最後まで読んでから再読すると、冒頭からしっかり伏線があったことに、まず驚く。
そして、やはりタイトルの巧さが光るクライマックスは見事。
物語の構成はやや複雑なため、評価は分かれるかもしれないが、しっかり作りこまれている良作だ。 -
多重人格物。だましにくるだろうなと思ったけど、見事にだまされた。後味悪く、救いはない。
著者プロフィール
浦賀和宏の作品






この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。





