深呼吸の必要 ノベライズ (幻冬舎文庫)

  • 幻冬舎 (2004年5月6日発売)
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感想 : 15
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  • 本 ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344405219

感想・レビュー・書評

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  • 初めて読んだのが出版された時なので2004年。
    もう何度も読んでいます。

    読んですぐ後に、映画を観ました。
    数えられないくらい観ました。

    気持ちが沈んでいた時に出会った作品です。
    私は救われた。

    これからも
    読んで、そして観るだろう。

  • 沖縄の「うるずん」の時期の事など、沖縄の自然に関する描写が多く、情景を思い浮かべながら読みました。主人公達が様々な想いを胸に汗水垂らしキビ刈りをしていく、というのが話の主な流れです。この本を読み終えて、「変わろう」とか「何かを頑張ろう」等とは思いませんでした。ありのままの自分でいることが大切なのかな、そう思いました。
    この世界には様々な人がいると思います。この話に出てくる派遣社員の主人公、西村くんや加奈子ちゃんのような人も―きっと自分の身の周りに居ると思います。誰もが大きさは違えど、色んな悩みや不安事を抱えて一生懸命生きています。そう考えると、決して気張ることなく、自分は自分で自然と「もう少しやってみようかな」と思えました。
    読んだ人によって、それぞれの感じ方のある本だと思います。

  • ただひたすらきびかりするだけの話なんだけど。映画も原作もすげー好きなんだよね。

    ただ目の前にあることを日々こなしていくとゆうこと。

    なんかボランティアににてるとも思える。

  • あたしはあたしでいーんだ

  • 争いごとが苦手で、愛想笑いばかりしている派遣社員のひなみ、自分の殻に閉じこもっている高校生の加奈子、自分の夢から逃げ出した池永…。心に傷を抱え、沖縄のキビ刈り隊に参加した七人の若者達。大自然の中での過酷で単調な作業を通じ、それぞれが自分自身と向き合い、徐々に癒されていく姿を描いた青春小説。




    皆それぞれの思い、人生、経験などがあって生きている。
    あたりまえのことなのかもしれませんが、ふと気がつけば、自分だけが苦労してるとかつらいとか、悲しいとかという気持ちになるところもありますね。
    そんな気持ちをふと軽くさせるあたたかいお話ですね♪

    なんにもなくなってしまったら、また、最初からやり直せばいい!
    それでもまた、なにもなくなってしまったら、また、やり直せばいい!

    本文の中で出てくる言葉がすごく印象的だったので・・・

    人間今あるものはすべて手放さずに、もっと!もっと!
    というところがあるような気がします。
    失ってしまってもまた、やり直せばいい!
    その気持ちというか、心はうまくいくことばかりでない人生だもの。
    大事なことだよなぁ。。。と思って・・・

  • 「最近、心の底から深呼吸したのはいつ??」

    ふとした時、落ち込んだ時。手を広げて、心の底から深呼吸を。
    日々の生活に追われる中、新鮮な空気を胸に吸い込んで…。

    深呼吸の必要。

    私の大好きな小説の1つです。

  • 仕事が嫌になったときに読んだら、すっきり、こんな生き方もあるんだと人生観が変わった一冊。
    小生の沖縄ブーム きっかけとなった本。

    沖縄の優雅さ、美しさ、前向きさを学んだ。
    「ナンクルナイサー」

    ※DVDも買いましたが、小説がGOOD。

  • タイトルと「私で、いいんだ」っていうキャッチコピーにひかれて買った本。
    実際、今でも行われている沖縄でのトウキビ刈りが舞台です。主人公の女の子は何事にも中途半端で、自分を変えたいと思い沖縄にやってきて、そこで自分とは全く違う環境の若者たちと出会う。ラストは一つになるんだけど、爽やかだし、おばあやおじいの言葉も優しいし、とにかく沖縄に行きたくなります。
    こんな経験を若いときにしたら、一生の思い出だろう。

  • 本屋で平積みになってる本をタイトルだけで買うことも多いせいか、映画のノベライズ本や後に映画化される本を読むことが多くなった。 「アジアンタムブルー」、「椿山課長の七日間」など。 日本映画もマーケティングが上手になったのかな。 青春ものであること、タイトルがよかったこと。 この2点で読んだ本。

  • なんか青臭いあつい話かな〜と思って読んでみると、やっぱりそうでした(笑)でも、嫌いではないです。すっきりします。予想通りのラストではありましたが、まぁ、そういうのを求めて読んだので満足。

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