サイトに貼り付ける
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
本 ・本 (308ページ) / ISBN・EAN: 9784344405509
感想・レビュー・書評
-
京都高瀬川沿いの居酒屋店主を主人公に、また山村から京に出てきた托鉢僧を全編通した主要登場人物として紡がれる人情物。短編六本を収録。居酒屋ということでところどころ見られる料理の描写は美味しそう。主人が元武士の訳ありだったり、色々仕掛けもありつつ民衆の悲哀が描かれており、人情物として十分愉しめるのだけれど、どれもこう、終わり方があっさりしすぎというか、ちょっと拍子抜けの感あり。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
高瀬川女船歌シリーズ第三弾。
京都の北のうす寂しいムラ村から出てきた僧普照。故郷を流れる川に頑丈な橋をかけたいと、勧進のため上洛してきた。
普照は勧進で集めた金をならずもの達に奪われてしまう。
京都の市井の人々の人情が身に沁みてくる。
全3件中 1 - 3件を表示
著者プロフィール
澤田ふじ子の作品





