再生ボタン (幻冬舎文庫 ふ 12-1)

著者 :
  • 幻冬舎
3.09
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本棚登録 : 129
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344405585

感想・レビュー・書評

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  • そこまで怖くはないが、
    文章の巧さで読ませる。
    さまざな職業を経験した
    著者ならではの
    リアリティあふれる
    人物描写がGOOD。

    • aky302002さん
      そこまで怖くはないが
      文章が巧いので読ませる。
      色々な職業を経験した
      作者ならではのリアリティある
      人物描写がお見事。
      そこまで怖くはないが
      文章が巧いので読ませる。
      色々な職業を経験した
      作者ならではのリアリティある
      人物描写がお見事。
      2023/09/29
  • 「幻日」が好みかな。

  • 短編ホラー。どことなく話がつながってるような感じで芸が細かい。
    文章もサラリとして読みやすいが、ちゃんと怖くて○
    しかし短編だからか強く印象に残る話と人物がいない

  • 2015/07

  •  短編を数ページづつ昼間にチビチビ読む、一気に読むと後ろに人の気配がするし、夜は怖くて読めない。読後に体調不良にならないか心配もするし、じゃー読むのやめればいいのにね(笑 でもホラー好きにはたまらないのである。

  • 実話系は力が入っている感が伺えるだけにこちらは少々物足りないよう印象でした。

  • 幻想怪奇系短篇集。
    お化けとか怪物とかの直接的な怖さではなくて,あとからジワジワ来る間接的な恐さ。

  • 「幻日」「お迎え」「廃憶」がお気に入り。

  • 初めてのホラー

  • 旧タイトル「幻日」のほうがよかったように思うが、中身のほうは大変に優れた怪談小説集である。
    もっと多くの人に読んで欲しい一冊。

  • 再読本。
    「怪の再生」には、やはりゾゾっとさせられる。集団で起こった事件、そしてその真相がテープによって(復習として)起こされるというシチュエーションは抜群。
    「幻日」は、怪談。そして少し男の夢も混じった切ないお話。
    この2編に、福澤さんのうまさが表れていると思う。

  • 短編集。どれもリアルで恐ろしい。

  • 怖い!

  • 短編恐怖小説。
    恐怖系はとことん避けてるんだけど、電車で他に読むものが無くて読んだ。
    極度の怖がりの俺でも、全然怖くない。
    そして記憶にもあまり残らない。
    恐怖系ダメな人でも大丈夫。面白いかどうかはわからんが。

  • 短編10作。
    気がつけばぞわぞわ来る感じの怖さ。
    結構好きかも。

  • 怪談としては出来がいいのかもしれないが、真夜中に1人で読んだのに全く怖くなかった。<br />お化け屋敷に絶対入れない程の怖がりの私がこれってのはどうなんだろうか。<br />まぁ文章自体は割と上手い、というかすごく練られている印象。<br />そのせいか、最後のオチがまとまり過ぎていて、理解に時間がかかってしまい、イマイチ爆発力がなかった。

  • 本格的なホラーを求めて読むには少し甘いかな。。
    「ホラー+幻想的」という言葉がしっくりくる気がします。
    怪談集というほど、おどろおどろしい雰囲気に染まっている訳ではないので首筋がヒヤリとするような怖さまでには到達しませんでした。
    読後感はホラー独特の悪さもなく、少々肩透かしを喰らった感が。。
    ちょっと残念。

    10作品の中で私の好みは「幻日」という作品でした。

    これが私が求めていたホラーに一番に近いかも。


    恐怖感は少ないけれども、この著者の文体や言葉遣いの丁寧さには好感が持てました。

    前回読んだ「壊れるもの」も同様に、特に文章の選び方はとても巧いと思います。
    しつこいようだけど、これで怖さがもっとあればかなり好みなんだけどなぁ…(^-^;)

  • 不可解。
    煮え切らない。
    でもそれでいい。

  • はじめの数話を読んでいるとき独特の世界に、ん?と思いましたが、どこか饐えたような雰囲気に読めば読むほど魅了されました。読み終えたあとは思わず重い溜息がでるような暗澹とした、それでいてどこか幻想的なお話の詰まった短編集です。

  • 全10編の怪談。ただひと言怖い。背筋がじっとりくるような怖さ。日本家屋的な怖さ。大分前に読んで、内容はともかく、怖いって記憶しかない。ということは怪談としては成功してるってことか。

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著者プロフィール

福澤 徹三(ふくざわ・てつぞう):1962年、 福岡県生まれ。ホラー、怪談実話、クライムノベル、警察小説など幅広いジャンルの作品を手がける。2008年、『すじぼり』で第10回大藪春彦賞受賞。著書に『黒い百物語』『忌談』『怖の日常』『怪談熱』『S霊園』『廃屋の幽霊』『しにんあそび』『灰色の犬』『群青の魚』『羊の国の「イリヤ」』『そのひと皿にめぐりあうとき』ほか多数。『東京難民』は映画化、『白日の鴉』はテレビドラマ化、『Iターン』『俠(★正字)飯』はテレビドラマ化・コミック化された。

「2023年 『怪を訊く日々 怪談随筆集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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