- Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344405622
感想・レビュー・書評
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https://library.osaka-shoin.ac.jp/opac/volume/379138詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
後半思ってたほど悪い印象は受けなかった。自業自得と云えばそうなんだろうが、悪い方、悪い方に動いちゃったんだよね。悲しい人生だった
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身につまされるというかなんというか…
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解説にもあるが、松子には長い目で人生について考える視点がなかったのではないかと思った。
心の中で自分と向き合うことで自分の意思を見つめ直し、それを大切にすることが大事なのではないかと思った。 -
殺人等の罪で服役中に美容師の資格を得た後も自業自得というには悲しい、でも男性への情に進んで流されて翻弄されているような人生。警察沙汰も繰り返す。終盤でついに折れてしまう所はそれまでの頑張りがあらわになるよう。立て直す強さが眩しい分、結末がやっぱり悲しい。教え子が出会ったクリスチャンの考え方も印象的。
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いやぁー、物語としては引き込まれたし面白い話だったけどなんだか重い話だったなぁ。
ここまで転落していったのは誰がなんと言おうと松子自身の責任だしあらゆる人生の選択肢を選んじゃいけない方を選んで生きてきてるよね。
でもそれでももう一度立ち上がって歩き始めようとしている時にあんな形で最後を迎えることになるなんてあまりにも救われなさすぎるよ。
なんだか読み終わって気持ちが沈んじゃいました。 -
松子はダメだ。ダメなヤツ過ぎる。しかしそれが重い。あり得る流れ。
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たぶん、俺はまだ、わかっていないのだろうな、と思う、ら松子伯母のほんとうの哀しみも、人生のことも。
(川尻笙)
一気に読み終えた。
松子は流されて生きた。というよりはその時、その時を一生懸命に生きた。と感じた。