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本 ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784344405639
感想・レビュー・書評
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有名な多くの著者が「発見」というテーマでショートエッセイを綴る。
印象に残った著者は、
『町田 康』鋭い毒舌でおかし面白くテレビについて書いている。
『デビット・ゾペティ』アラスカの土地にいる彼が、自由きままに小さな発見を繰りかえすことに喜びを感じる生き方が素敵。
『山田 太一』60代に突入し、無意味について考える。
日々、小さな発見を見過ごしながら日々暮らしているが、視点を変えれば楽しいことが沢山あって、面白く輝かしくなるのだなと、多くの著者がこの本で教えてくれる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
吉本ばななは好きだけど、エッセイはあんま合わなかったの借りてから思い出した。
全体的に小難しいか滑ってるか、みたいな話だった。
エッセイ…難しいね。 -
エッセイ集
次読む作家を探すのにはよいかもしれないが、既に知っている作家が多い。一方、好きな作家は何をテーマに書いていても惹かれるものがあるということは再認識させられた。 -
椎名誠の話が1番おもしろかった。やっぱり食の話がすきだなー
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後半、だれた。
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誰かおきにいりの作家さんに出会えるかな、
と思い手に取った本。
うーん。
ひとつひとつのエッセイがあっさりとまとまりすぎていて、
こちらもあっさりとしか受け取れなかった。
次は恋愛、とか友情とかテーマ性のあるものにしようかな。 -
なるほど!と思えるほどの発見が、あんまりなかった。。
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小川洋子さんの「物語はそこにある」に胸をわしづかみにされた。
小説を書くことは、心ではそんなことはないと思ってはいても、でも頭のどこかでは特別な才能を持った人だけの偉業みたいなものだと思っていた。
小川さんも実は別の観点から「小説を書くことは特別な行為だ」と思っていたそうだ。
しかし、このエッセイの最後で「特別なことなど何もないのではないか。生涯に一冊の本さえ読まない人でも、一行の手紙さえ書かない人でも、誰でも胸の内に物語を抱えているのかもしれない」
と語っている。
小川さんが大切にしている一冊の本が、小川洋子という有名な作家さえも白紙の原稿用紙に抱く恐怖を和らげてくれたように、
私もこのエッセイによって恐怖を恐怖だと思わなくなっていくのだと思う。
著者プロフィール
よしもとばななの作品





