- 本 ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344406445
感想・レビュー・書評
-
全部が好きです。どの主人公も他人にやさしいんだと思う。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20代での結婚に執着する女.....ものすごく時代を感じるが、女の汚い計算だったりを隠さず描いてる。浅はかだなーと思うけど、自分も若い頃そうだったのかもねと思ってしまった。
-
直木賞作家・藤堂さんの作品。
どの話も、藤堂さんの出身地・札幌が舞台であるので、北海道出身者としては気持ちよく読めたけれど、内容的には期待していたほどではなかった。
「結婚」の二文字にとらわれて過ごす女性たちとあるけれど、どの話も主人公が恋愛経験を通して新たな自分にたどり着く様子を描いているものであって、必ずしも「結婚」が根底にあるわけではないような気もした。
新たな自分の「めざめ」という意味でのこのタイトルなのでは、と。 -
気楽に読んでしまう本。
暇つぶし的なものでしょうか。
他人事として、バカな女だなぁ。
と・・・
他人だからか。 -
働く女性の「結婚」を意識した恋の話。
藤堂さんは古典が好きなんだなって思った。
登場人物の何人かが、
アドバイスとして主人公の恋愛を古典の何かに例えてるの。
今も昔も男女の営みは変わらずってことかしら?
5つの話を読んで共通するのは「恋は盲目」ということ。
冷静に読んだらアホやなぁ〜!気付けよぉ〜!ってことも
まぁ、私も恋に落ちたら?こんな風に、うん、思うことって〜あるよね。
この女嫌いだなぁ〜って読み進んだものの
最後はちょっとすっきりで終われてよーございましたよ。
時代を感じたのは、
携帯電話がなくって連絡がつながらずにイライラっての。
懐かしい淡い感じがよかったね(*^-^*)
藤堂志津子の作品





