一首千両 (幻冬舎文庫 さ 11-4 酔いどれ小籐次留書)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344406810

感想・レビュー・書評

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  • 在庫整理のため再読。

  • 水戸藩との交流で刺客は止むのか?

  • 今回は水戸への旅がハイライトですね。

    どこに行っても事件に巻き込まれる方ですね。
    まあ、平穏無事だと小説にならないのですが^_^

    今度は水戸の殿様の後ろ楯もできました。益々すごい人になってます。

  • 酔いどれ小藤次留書シリーズ第4弾。四家の刺客に加えて、暇と金をもて余した謎の集団から一首千両の賭けの対象にされることに。。狙われてばかりで、気の毒になってきた。 #book

  • 1冊で小籐次さんはどれだけ酒を呑んでるんだろう…

  • 情けは人の為ならず・・・逆手に取られてしまいましたね。

  • 酔いどれ小籐次留書vol.4~文化十五年の元旦,江戸湾で拾った島抜けの流人は,小籐次が油断している隙に有り金と小舟を盗んで逃走。秀次に相談すると,千住がくさいと探索に向かい,悪党3人を捕らえる。自分の首に千両の値を付け,刺客を送り込んでくる酔狂人がいることを聞き及び,刺客や肥前の鍋島追い腹組を撃退しながら,紙問屋の久慈屋の誘いに乗って,紙産地である西野内まで出掛けた小籐次は竹と紙で行灯を拵え,名産になると水戸家の人々から喜ばれ,首に付いた千両の値も取り外されそうだ~う~ん,風流な人にしか喜ばれない一品ものの行灯では駄目です。鍋島家の人々は執拗に過ぎる。まあ,こんな剣豪が薄給に埋もれていたというのも妙だけど,まあお楽しみとして読むものだから文句は言わない

  • 酔いどれ第4巻
    18酔狂人に賞金が掛けられ、次々と刺客が
    向けられる
    江戸の評判を上げるエピソードですね

  • いつもながら酔いどれ貧乏侍、赤目小藤次の活躍が小気味良い。
    今回は恨みを買った佐賀鍋島藩追腹組から命を狙われるだけでなく、
    座興で小藤次の首に千両の懸賞金がかけられ、他の武芸舎からも首を狙われる。
    小藤次の来島水軍流の秘剣が冴え渡る。
    それにしても、佐伯氏の果たし合いの場の描き方には感心する。
    情景が頭に浮かび、一瞬、読者は主人公に同化し無敵の剣豪になりきってしまう。
    「カ・イ・カ・ン!」

  • もともとぶっ飛んだお話だが、今巻は、爺様侍の首に江戸の好き者たちが千両の賞金をかけるという、さらにぶっ飛んだお話。千両を狙って順番に襲って来る刺客たちを退けつつ、久慈屋の主人に同道して水戸に行き、竹と紙で行灯を作って売り出そうという、これまたすごいお話。「ほのあかり」というネーミングのベタさ加減が、読んでてちょっと恥ずかしいvv

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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