SEのフシギな生態: 失敗談から学ぶ成功のための30ヶ条 (幻冬舎文庫 き 16-1)

  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344407251

感想・レビュー・書評

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  • とにかくあるあるでした。
    そしてあるある過ぎて泣けてきました。
    当たり前な光景ですが当たり前で良いの?これ。

    久々に設計書を書くことなったものの久々過ぎる「設計書を存在させる」プロジェクトだったため、まず何を書くものだったか思い出すのが大変だったのですが、この本のおかげでなんとか思い出せそうです。

  • 他業界とはいえ、プロマネの悲哀がユーモラスに描かれており、また、現実的な反省もきちんと示されており、大変高評価。面白かった。

  • SEの業務について書かれた丁寧な本です。
    元SE畑出身の自分としては、共感できる部分が大多数。

    最近の風潮として、何でもシステムにできるので業界外の人からすると魔法のようにシステムは何でもカバーできると思ってるが、実際はそんなことありません。

    システムに関する正しい付き合い方を学ぶのが1st。

    そして、むしろこの本は仕事のエッセンスがかなり組み込まれているのでそこが2nd。

    IT業界ではない方(特に僕が今の所属している某業界の方)はぜひ読んで欲しい。
    プロマネに関する部分、段取りに関する部分は下手な仕事術の本を10冊読むより効果的です。

    あとは交渉時に真ん中を意図的に選ばせるテクニックはとても参考になりました。

  • SEと一緒に仕事をしている人、SEに仕事を頼んでいる人、SEを目指している人、そして、SEの人。そんな方たち向けの本です。

    かくいうあたくしはSEと一緒に仕事をしている人でありSEに仕事を頼んでいる人でもあるわけですが。

    この本のおかげで、SEという一見つかみ所のない人たちを理解することができます。この人たちがホンットに忙しいということが分かります。

    面白いマンガがあって、それを眺めるだけでも楽しいんだわ。

  • 面白かった。これからIT 系の仕事をしたいと思っている自分にとっては、少しでもリアルな職場を知りたい気持ちを満たしてくれる良書。きたみさんの本は目線が上からじゃないので、リラックスして素直に読むことができるから好きだなぁ。

  • きたみりゅうじのSEとしての職場体験記的なエッセイ。

    挿絵がたくさんあるし一章一章が読みきり形式になっておりとても読みやすくサクサクページが進む。
    章立てとエピソードがSEの仕事の流れに沿って進んでおりSEとしての仕事の流れも学びつつ、面白おかしい話が読める良作。

    これを読んで改めてSEと言うのは大変な仕事なんだなと感じたが、同時にその面白さのエッセンスもたくさん散りばめられているので仕事のモチベーションが上がるような内容だった。そして普通に挿絵として入っているマンガも面白く読めた。

    これからSEを目指す人も、新人SEにとっても進めたい一冊。

  • SEの仕事、SEの生態を面白おかしく書いてある本。

    失敗談や裏話から学べることは多い。(中にはこれホントかよとツッコミをいれたくなるようなエピソードもあるがw)

    実際にSEとして働くようになったら共感する部分も多いのではないかと感じた。

  • (色々な意味で)SE必読の書!
    どのページを読んでも「あーあるある」と納得すること請け合いです。
    仕事で疲れた時の自虐的な気分転換にどうぞ。

  • 今日読み終わった本。
    俺は今SIerって立場で仕事してるんだけど、はじめはSEでした。
    そして、今もそんな変わらない。

    そんなSEが仕事してく中でよくある失敗をまとめた本です。
    この前「失敗学のすすめ」って本を読んでから、「できるだけ人の失敗に触れよう」と思って探してきた本。いろんな人の失敗談を自分のものにしていく方が、勉強するよりやること見えてきたりして。ないかな。。。笑

    ま、なんだかんだで4年くらい今の仕事してるんで、「あるある」と思うことばっかでした。客観的に見ると、ほんと難儀な仕事だなーとか思います。自分のやりたいように作るじゃ自己満だし、ダメなんだよなー。でも相手の頭の中まで見えないし、政治的な力で変わることあるし。。。

    ただ、世の中のSEさんは俺より大変な思いしてる人なんてたくさんいて、それはSEに限ったことじゃなく飲食業界だってどこの業界だって同じなのかなってこの本読んでて全く書いてなかったけど思いました。

    失敗は成功の元、味の素だから、失敗したときは嫌な思いをするけどそこから学んで、今より便利にいい環境にはできるはず。
    いつもそう思って、前向きに仕事できればいいなと思いました。

  • この業界で仕事をしている人間として、この本は笑えます。
    でも、ホントは笑えません・・・なぜなら、大部分で頷けてしまうから・・・(劣悪なエピソードほど・・・)

    仕事をしていく上で、【自分の常識を疑う】ということを改めて気付かせてもらえました。


    あと、転職・・・
    よく考えないとダメなんですねぇ。(笑)

    この著者の本を読むのは2冊目かな。
    おもしろいです。読みやすいし。いい読み物です。
    で、星☆☆☆☆★ということで。

著者プロフィール

きたみりゅうじ
もとはコンピュータプログラマ。本職のかたわらホームページで4コマまんがの連載などを行う。この連載がきっかけで読者の方から書籍イラストをお願いされるようになり、そこからの流れで何故かイラストレーターではなくライターとしても仕事を請負うことになる。
本職とホームページ、ライター稼業など、ワラジが増えるにしたがって睡眠時間が過酷なことになってしまったので、フリーランスとして活動を開始。本人はイラストレーターのつもりながら、「ライターのきたみです」と名乗る自分は何なのだろうと毎日を過ごす。
自身のホームページでは、遅筆ながら現在も4コマまんがを連載中。
平成11年 第二種情報処理技術者取得
平成13年 ソフトウェア開発技術者取得

「2022年 『キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和05年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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