交渉人 (幻冬舎文庫 い 18-3)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (454ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344407633

感想・レビュー・書評

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  • 予想外。面白かったです。

  • 来月手術を受ける、という状況で、病院での診察待ち中に読み終える。FAKEがそこそこ面白かったので、同じ作者だし、と思ってなんとなく選んだものだったが、まさかこんな話だとは。。。病院、医者、手術等、今まで自分には関係ないと思っていた時に読むのと、今の状況下で読むのとでは、感じ方はやはり違うなと実感。手術が怖いわけではないけども、今からの診察、医師が信頼できるかしっかりと見ないとなー。

  • 途中で怪しいなと思ったらやっぱり・・・しかし動機がいまいちパッとしないし、作者がもつ主張を振り回すためにストーリー後半は取ってつけたようになっている。前半~中盤までは面白い。

  • 五十嵐貴久も、読むのはこの本が初めてです。
    これも文句なしにおもしろかった!

    ネゴシエーターは、あたしの憧れの職業ベスト3に入ります。
    短気で落ち着きがなく、待つのがキライ、そのうえ声が普通と違う(→人を落ち着かせることができるような声ではない)あたしには、まったくもって向いていない職業ですが、だからこその、憧れの職業です。

    で、そういうわけで、まず職業がイイ。
    そしてストーリーがおもしろい。
    最初っから最後まで、息もつかせぬ、って感じです。
    ただ、謎解き(?)は…まぁまぁ。
    びっくりはしない。
    最近『チルドレン』で、似たような話を読んだなぁと思いつつ。

    そしてこの本、社会派小説です。
    医療過誤問題。
    最近、社会学でも医療社会学や福祉社会学がやや流行ってるっぽいです。
    でも、難しいんだよなぁ…。
    あたしは今まで大きな怪我も病気もしたことないので、そして身近にもそういう人ばかりなので、医療とか福祉って、なんだか全然、実感が伴わない。

    でも、だから、こういう小説って、すごいなーと。
    医療が全然身近じゃないあたしにさえ、いろいろ考えさせるところが。
    小説の魔力だなーと。

    …ん? なんか、話それました。
    というわけで(?)、うん、『交渉人』はかなりおもしろかったです。
    一晩で一気に読み切るのがオススメ☆

  • 読み始めて早々に惹きこまれ、常に「この後どうなるんだ?」と気にさせられ続け、最終的には大どんでん返しというエンタメの王道パターン。それを見事に体現した作品のように思います。

    題材は全く違いますが、同作家の「リカ」「リミット」と同じく、スピード感のある展開や緊迫感のある内容が、この作家さんの真骨頂なんでしょうか。両作と同じかそれ以上に楽しめた作品でした。

  • 面白く読みましたが、動機がちょっと物足りない感じかな。深い想いというのは分かりますが、それでも。。。

  • 乳児がいる中、途切れ途切れで読んでたので後半の犯人がわかった時、
    予想外の犯人と感じ非常にビックリした。
    もう少し集中して読んだら伏線がわかったのかも。。。
    動機も納得できるのだが、小説の中でも疑問が出ていた、
    こんな大がかりにしなくてもいいんじゃあ・・・という疑問が。
    一応なぜこんな大がかりにするかって書いてあったけどそこは少し納得できず。
    まぁでも面白かった。ドラマにしやすそう。

  • 復讐の話 動機はありがち 三章までは良かった

  • 警察小説を普段あまり読まないからか?ハマり切れない自分がいた。ストーリーは丁寧に書かれているんだけど、オチがいまいち弱い。最後の種明かしもしっかり読み込もうという気にはならなかった。石田警視正と遠野の(男女の)関係があったという話はいらないんじゃないかな、と思ったのは私だけでしょうか。

  • なるほど、そー来るかっ!
    警視庁内部の主導権争いかと思わせ、、
    最後のオチは!?
    続編も読んでみたいと思います。

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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