愛は嘘をつく 女の幸福 (幻冬舎文庫)

  • 幻冬舎 (2006年4月7日発売)
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  • 本 ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344407695

感想・レビュー・書評

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  • 35歳の田島和彦(たじま・かずひこ)と、28歳の宮原佐絵(みやはら・さえ)の不倫愛を、男女双方の視点からえがいた物語です。「女の幸福」というサブタイトルが付された本書では、佐絵の視点から語られます。

    おなじストーリーを男女双方の視点からえがく試みとしては、辻仁成と江國香織による『冷静と情熱のあいだ』(BluおよびRosso、角川文庫)がありますが、本書は一人の著者が男女双方の書き分けをおこなっています。先に田島の視点から物語がえがかれた「男の充実」のほうを読んだのですが、そちらを読んだときに感じていた印象から大きく変わるところはありませんでした。試みとしてはおもしろいのですが、著者の力量不足でしょう。

  • 男性が描く女性の視点。でも、女性からしたら「違うで!」ってツッコミどころ満載。世の中の女性はもうちょっと素直な気がする。

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