きららの指輪たち (幻冬舎文庫 と 1-11)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344407756

感想・レビュー・書評

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  • この人の書く女性たちが好き。あぁ~わかる、ふとそんな風に思う。時には痛いほど、時には笑っちゃうほど。女って複雑で厄介で、でも愛おしい…いつもそう思わせてくれる作家さん。
    「雲母(きらら)の指輪。見えないけれど女性のほとんどは。その透き通ったリングを指にして自分の人生のパートナーがあらわれてくれるときを夢見る。こわれやすく、あっけなく砕けてしまう」ほ~そういう意味だったのか…

  • 最近生まれたばかりのいとこの子供の名前が「きらら」ということで、
    タイトル買い。
    意外によかった。
    同じ年代だからかな?
    どれに転ぶんだろうか、私・・・。

  • テンポの良い物語。確かに女の子はみんな見えない指輪をしてる…!!って思ってしまう終わり方。

  • 学生時代からの仲良し 30代の独身(バツ1含む)女性4人が

    「老後のための住まい」として同じマンションをそれぞれ購入


    経済的には充分自立し、自由な恋愛をし

    病気のときや精神的に気心知れた仲間同士助け合い

    何でも手に入れているのか何も手に入れてないのか

    やっぱり目には見えない「雲母の指輪」を夢見てる?

    全然似ていない4人  四者四様の生き方

    等身大っぽさが少し考えさせられた1冊です

  • この作品で初めて藤堂さんを知りました。
    30代の女性4人の物語。
    私が誰に当てはまるでもないけれど、こういう友達がいたら楽しいだろうと思った。
    自分を自分で食べさせていける独身女性。本来の女性は、こうであってもいいのかもしれない。
    そして、クロちゃんのプロポーズに思わず手を握り締め、彼を応援していた私はドラマチック好きなのかもしれない(笑)

  • 女性向きの本かな。
    私と似たような境遇が書かれてあって、
    かなりこの本には救われたんです・・・。
    本屋で何気なく買った本なのに。

  • ドラマ「sex and the city」みたいな感じです。
    女性4人のそれぞれを描く。
    同じマンションにそれぞれ部屋を買って生活し始めたところから話しが始まる。
    話しが終わる頃には人数が増えたり、減ったり。
    ハッピーエンドなのもいい。

    「人生って蜃気楼の連続みたい」って言う史子の言葉が心に残りました。
    30代だって傷つくんだ、年齢をこの先重ねたって傷つくんだって思った。

  • 何気なく手にとって購入した本だけど、おもしろかった!!20代後半以上の女性には楽しめる本だと思います。
    私が一番印象に残っているところは、今村司という男の本性が表れたところですね。微かだけれども、はっきりしない期待を抱かせて、雲行きが怪しくなって、そしてとどめの一発「なんのことかな?酔っ払ってて覚えていないよ。」みたいなことをよくもいけしゃあしゃあと言えたもんだみたいな、怒りで悶々としてしまいました。
    なんて、この本の一部だけの感想を述べてしまいましたが、20代後半以上の女性にオススメいたします♪(2007年1月)

  • 30代の立場の違った女性達の話。
    男性よりは女性のほうが共感できるものがあるのではないかと。

  • いろんな、立場の30代の女性たち。この本に、とっても共感してしまった。ちょっと複雑です。でも、なんか、すごいよかった。自分の今悩んでいることに近いのものがあったからかな。

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