本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
本 ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784344407862
感想・レビュー・書評
-
トラウマティックな部分の描写は細かくて長く描かれてるのに、幸せなパートの描写は簡素ですぐ終わるし、はしょりすぎ。これが著者のようなトラウマに近い人たちの記憶の構造なのかと戦慄。あと、幸せから逃げ過ぎ。戦慄する。あと、死にかけても人の手を借りなすぎ。戦慄。
特に性的な部分の描写は細かいし長い。それくらい性ってのは脳に強烈なんだな…。
あと、アタッチメントというのは本当に原初的な記憶なのだな。セリフじゃなくて、手の温もりとか、一緒に行った祭りのりんご飴のツヤとか。自転車の練習とか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
凄絶な人生を綴った私小説なんだけど、文章に深みがないからか小説っていうより作文読んでるような印象。
-
人生は、山あり、谷あり、と思うけど、この人の、谷は深すぎる。こんな、世界って本当にあるんだ。驚き。。。
-
小学生の時、クミチョーの娘がクラスにいた。大学生の時、再会したら肩から尻まで墨入れていた。今頃どうしているだろ。
天藤湘子の作品





