ディロン―運命の犬 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 51
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344407879

感想・レビュー・書評

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  • ノンフィクションのあるセラピー犬の話。
    ドラマを観てから購入。
    心温まる作品でした。

  • ドラマ化もされて有名な実在の犬、ディロンの話です。
    著者は動物ノンフィクションを多く手がける作家。
    飼い主の太田恵理さんが書いたのではないので、やや距離がある筆致ですが、わかりやすく。

    ディロンは犬のイベント施設で、日本に連れて来たオーストラリア人の訓練士ポールに躾けられていたが、ポールが怪我で帰国。
    英語しか通じないために施設では粗相が続いてもてあまされ、叱られてばかりで、別な犬のように脅えてしまっていた。
    そういう期間があったためか、不思議と人の心がわかるようになる。
    1994年にディロンに出会い、数ヶ月での変わりように驚いてポールに電話して直談判し、引き取って世話をし、弱っていた身体を治す。さらにオーストラリアまで飛んで、正式に譲り受けた。
    既に3頭の犬を飼い始めていた新築の大きな家。
    大型犬を飼いたいという夢を実現させたのですね。

    留守番が長いとあたりの物をボロボロに咬んでしまうディロン。
    不安そうなので叱らずになだめてやると、以来イタズラは止まり、ずっと後をついて回るようになる。
    他の犬とは馴染みにくいが、意外に新しい人と会うのは平気になっていく。

    動物をふれあわせる運動AAA(アニマル・アシステッド・アクティビティ)に参加して、向いていることがわかる。
    欧米ではAAT(アニマル・アシステッド・セラピー)という段階まで進んでいた。
    優良家庭犬の認定試験という物もあり、共に試験を受けて合格する。
    こういうのって案外人間の方が難しかったりするんですね。ディロンが優秀だからですが。
    老人ホームやリハビリ中の人を訪ねたときに、犬を嫌っているそぶりの人に自分から近づき、心を溶かすエピソードは感動的。

    保健所に持ち込まれて翌日には処分される犬の多さには胸が痛みます。
    日本では子犬からしか買おうとしない人が多いけれど、実は成犬は意外に飼いやすい面もあるそうです。
    引き取り手を探す運動を展開。
    500頭も命を救ったとは!

  • 「今まで無理していたの?
    嫌いだったら食べなくてもいいよ。
    ディロンはもっとわがまま言っていいのよ」

    虐待されていたからゆえのディロンの弱点を、深い愛情で包む、新しい飼い主である恵里さんの想いに胸が熱くなりました。
    本音を伝え、それを受け入れられることで、犬も、ひとも、さらに心を開いていく。
    広いこの世界で、受け入れてくれるそんな誰かと出会えたこと、奇跡のように想う。

    ディロンをもっと理解したい。
    それを原点に、実際に数々の行動を起こしたところが、すごい。

    また、特定の種類のペットがブームになったりする陰で、いまだに多く存在する殺処分される動物達から、わたしたちは目を背けちゃいけないと、改めて強く想った。
    全部を救えるなんて想わない。
    だけど、この世に捨てる人がいるのなら、私は拾う側でありたい。
    昔、ある捨て猫を家に連れ帰ったときのことを思い出した。

  • 動物もの…とくにワンコ系には弱いのです。犬には癒されますよね。これはセラピー犬のお話です。

  • 2007/02/02
    動物愛護センターにいる犬達のことを考えて涙が出ました。そしてディロンに会ってみたい!!

  • テレビを見て原作を読みたくなったのですが。。。
    思ったほどは面白く無かったです
    ちょっと残念でした。

  • ちょっと期待はずれ。
    テーマがしぼり切れていないため、印象がぼやける。

  • ちょっと期待はずれ。
    テーマがよくわからない。

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著者プロフィール

動物ノンフィクション作家。人と動物のふれあいがテーマの作品を多く手がけている。現在、新聞で動物エッセイ連載中。

主著:『ディロン~運命の犬』『犬の消えた日』(幻冬舎文庫)『動物看護師になるには』(ぺりかん社)など多数。

「2018年 『獣医師になるには』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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