Singer Song Lovers (幻冬舎文庫)

著者 : 桜井亜美
  • 幻冬舎 (2006年6月発売)
3.06
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  • 14レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344408029

Singer Song Lovers (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 創作系女子が、絶対に一度はやる、音楽を聴いて、その歌詞を元に物語を作る……という鉄板のやつですね(苦笑)

    今回、テーマとなった曲は5曲。
    残念ながら、知ってる曲もあれば、知らない曲もありました。
    歌詞はきちんと載っているので、その点で苦労することはないと思います。

    まあ、なんというか、この作者さんの話は、いつもどおり、とっても中二病でした。
    この点に関して、まったくぶれないのは素晴らしいと思う。

    私がもっと若い時に書きたいと思っていた小説がそのまま具現化されている感じで、とても辛くて切ない……。
    そして、登場人物への共感具合が半端ないのもそれはそれで嫌ですね。

    なんにせよ、十代の女の子の、中二病的小説が読みたい方にはオススメします。

    曲をリコメンドしている分では、この人は割となんでもマイナス方向に受け取ってしまいがちなんだなあ……とちょっと思ってしまいました。
    多分、この物語に出てくる女の人のような人たちはたくさんいる。

  • 5つの曲を題材にして展開していく短編集。そのうち2話がリストカットを取り扱い、2話が浮気をすることで本命への気持ちを再確認したり、自分の存在理由を見出す話。若さゆえにぶつかる壁、若さゆえに在る情熱、若さゆえの凶器。そんなエネルギーを、直に当てられた気がした。

  • ミスチルの「any」や、くるりの「ばらの花」など、五曲の音楽を題材にした短編集。セクシャルな表現や、迷ったり、裏切ったり、重苦しいストーリー展開は多かったけど、今(20歳以上)読むと、不思議と恋がしたくなってくる気がする。ただ、この本を買った当時高1だった自分には早すぎた!

  • なんだか歌が汚されてしまったような。。

  • 「アイアム」とsalyu解説にひかれたけど桜井亜美は自分には無理だな と改めて思った

  • >名曲をモチーフに紡がれたラブストーリ
    と、いうもの

    Salyuやくるり、ミスチルに尾崎豊etc...の曲のタイトルがついた話の数々
    私はその中でくるりの「ばらの花」をモチーフにした話が好きだ

    情緒不安定な彼女、mixiでとある女性と親しく連絡を取り合う彼氏
    舞台は下北沢
    「mixi」や「下北沢」というフレーズだけで私はすぐに感情移入し、読むことが出来た



    付き合っていれば思う、ごく普通の感情

    ここに、あたしの隣にいてくれること
    手を繋いで、一緒に歩き続けてくれること
    存在を、生きることを、許してくれること
    そんな人は世界中で彼方しかいない
    そして、それを信じることがあたしの結界
    ありがとう、ありがとう、ありがとう
    あなたはあたしの神様で、あたしはあなたの神様だよね

    このフレーズに、素直に純粋に共感した


    安心な僕らは旅に出ようぜ
    思いっきり泣いたり笑ったりしようぜ

    この歌詞、そしてこのストーリーは人生を例えるものなのだと思う

  • #34

  • 物語の展開はお約束をしっかり踏んでいくようなベタなお話だったけど(故意だろう)、読んでいると思わず引き込まれてしまうあの魅惑的で詩的な表現に、心地よくなりながらもあんまり幸せじゃない人達の世界観へと誘われる。気分的に落ちる。落ちた場所であろうことかラブストーリーは展開される。性描写と鬱な世界が混ぜ合わさった贈り物。読後もこの感覚から抜け出せずに引きずって、少しの間、アイロニーな物の見方・生き方をする自分に陶酔。曰くつきのラブストーリー。

  • 数々の名曲をモチーフにした短編
    桜井亜美は結構すき

  • 桜井亜美の『Singer Song Lovers』を読む。<br>
    今回の作品は曲をモチ−フにした短編集。<br>
    <br>
    こんなにもシンクロしてしまった小説は本当に久しぶり。<br>
    とある作品が全くもう完全にあたしの状況と一緒で…<br>
    mixiが出てきたときにはあまりにもで笑っちゃったけど。<br>
    それにしてもやっぱりスゴイと思った。<br>
    冷たい氷の切っ先から滴るような美しい言葉。<br>
    ココロの奥底で何かが静かに動き始めるのを感じてしまう。<br>
    <br>
    ココじゃない別の世界へ。<br>
    溺れて、足掻いて、それでも空気を求めて…

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