メロス・レヴェル (幻冬舎文庫)

  • 幻冬舎 (2006年10月3日発売)
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本 ・本 (528ページ) / ISBN・EAN: 9784344408500

感想・レビュー・書評

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  • 設定も面白かったし、落伍者メンバーも意外。
    え、この人が?って、なかなか予測できない展開はいいんだけど、最後が。
    え、なにそれ?って感じで悪い意味でびっくり。

    ・最終組の女性同士の会話であんなにおだやかだったのに、最後の最後でそう行く?だったらもう少し前でもよくないかな?
    ・優勝ペアの男子の途中の見せ場のなさすぎはどうして?
    ・最終ステージの肉食獣設定とは…

    などなど。
    最後の数ページに至っては、まったく意味がわからず…主人公?チームの顛末を付け足しておきましたよ、ってことなのかな?

    あ、ちなみに粛正の扉につながるのかな?と思ったらまったくで、最初にそんな事件があって…と、コメントされただけでした。

    うーん、途中まではかなり引き込まれたんだけどなあ。

  • 人間関係が希薄化した近未来で,絆を深めために政府主導で「走れメロス」を元にした地位と名誉と命をかけた壮絶なサバイバルゲームが開催される。
    中二病設定にあふれた変則バトロワものだが,戦いがアメリカ横断ウルトラクイズ並だし,最後はなんじゃこりゃな展開。
    そもそも「走れメロス」自体が,メロスのわりと個人的な理由でセリヌンティウスを人質にした挙句,"ずっともだょ"的なこと言って走ってメロメロになった中二病の先駆けみたいな作品なので,あんなものを教科書に載せてはいけない。

  • 近未来の日本。
    人間関係が希薄になった社会に国家主体のビッグイベント「メロス・ステージ」が開催される。
    パートナーとの絆を試すサバイバルゲーム。
    勝者には富と名誉を。敗者には凄惨なペナルティを。
    参加することになった10組の運命は如何に!?

    というストーリーだけど、面白くなかった。
    一体どうなるの!?というワクワク感はあるものの、風呂敷広げ過ぎで消化不良な感じ。

  • 話は派手なのに全体的になんだか単調で、ドキドキハラハラ全然しなかった。

  • あらすじと装丁からまたバトルロワイヤル風の作品かと思った。<br>
    というのも前回読んだ同じ作者の「そして粛清の扉を」もちょっとそれっぽいバイオレンスサスペンスだったから。<br>
    でも読んでいくとバトルロワイヤルがかぶることはなかったです。<br>
    ただ、キングの「バトルランナー」はちよっとかぶってる。<br>
    <br><b>
    国を挙げての"二人の絆"を試す競技「メロスレヴェル」に挑戦した10組。<br>
    優勝者には最高級の栄誉と富が与えられるが<br>
    敗北者は視覚・聴覚・味覚・嗅覚・両手・両足のいずれかを奪われる。<br>
    ただし決勝戦敗退者が奪われるものは命…。</b>
    <br>
    マンガですねw<br>
    アングラ世界で行われる競技としたほうがなんぼか現実感増した気が。<br>
    奪われる部位を切断などではなく、脳の部位の壊死で行うという発想は血なまぐさくなくてよかった。<br>
    出場者の細かい設定も面白いけどなにせ10組20名なので、ちょっとこんがらがる。<br>
    国家挙げてとか命を懸けてというわりに、問題がしょぼすぎるのが一番の難点。

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