メロス・レヴェル (幻冬舎文庫)

著者 : 黒武洋
  • 幻冬舎 (2006年10月発売)
2.88
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  • 本棚登録 :51
  • レビュー :5
  • Amazon.co.jp ・本 (524ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344408500

メロス・レヴェル (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ☆4、5
    数十年後と思われし、架空の未来を歩み、家族の交流がほとんどなくなった少し歪んだ日本。
    国民に人の絆の大切さを取り戻してもらおうと、国家主導で開催される世にも怖ろしいサバイバル・ゲーム。
    勝者には名誉と金、敗者には凄絶なペナルティ。
    棄権不可。全国民が固唾を呑んで見守る中、政府に選出された十組のペアは、自らを賭して闘う。
    愛情、友情、信頼、絆。それらが試される様を描いたサスペンス作品。


    以上、そんな内容の二人一組で闘うサバイバルゲーム作品です(^-^*)/
    Amazonレビュー評価が悪かったものの、作者の他の2作品が良かったので読んでみたところ、個人的には楽しめました♪

    正直、人間関係の破綻がエグい作品はかなり読んでるので、それらに比べるとインパクトは普通でしたし、
    最初に主人公として登場した高校男子と父親のペアが途中で脱落して、以降は違う出場者視点で進むという、思わぬ変化があり、その点がAmazonで酷評されてますが、
    それを前提として読めば、主人公交代は納得いく構成であり、エピローグでも最初の主人公に関するその後があり、良いエンドに感じました。

    最初の設定(個人主義が高まりすぎて家族の交流がほとんどなくなった)が極端過ぎて違和感はありますが、
    その設定からの人の絆を取り戻すSFと捉えれば、楽しめる名作でした(^-^*)/
    作者の☆5の1作目の『そして粛清の扉を』との関連も一行だけあり、今作との関連が次作の『パンドラの火花』で書かれていたのも素晴らしく、
    4作目の『ファイナル・ゲーム』にも期待大で今月中には読みたいと思います♪

  • 人間関係が希薄化した近未来で,絆を深めために政府主導で「走れメロス」を元にした地位と名誉と命をかけた壮絶なサバイバルゲームが開催される。
    中二病設定にあふれた変則バトロワものだが,戦いがアメリカ横断ウルトラクイズ並だし,最後はなんじゃこりゃな展開。
    そもそも「走れメロス」自体が,メロスのわりと個人的な理由でセリヌンティウスを人質にした挙句,"ずっともだょ"的なこと言って走ってメロメロになった中二病の先駆けみたいな作品なので,あんなものを教科書に載せてはいけない。

  • 近未来の日本。
    人間関係が希薄になった社会に国家主体のビッグイベント「メロス・ステージ」が開催される。
    パートナーとの絆を試すサバイバルゲーム。
    勝者には富と名誉を。敗者には凄惨なペナルティを。
    参加することになった10組の運命は如何に!?

    というストーリーだけど、面白くなかった。
    一体どうなるの!?というワクワク感はあるものの、風呂敷広げ過ぎで消化不良な感じ。

  • 話は派手なのに全体的になんだか単調で、ドキドキハラハラ全然しなかった。

  • あらすじと装丁からまたバトルロワイヤル風の作品かと思った。<br>
    というのも前回読んだ同じ作者の「そして粛清の扉を」もちょっとそれっぽいバイオレンスサスペンスだったから。<br>
    でも読んでいくとバトルロワイヤルがかぶることはなかったです。<br>
    ただ、キングの「バトルランナー」はちよっとかぶってる。<br>
    <br><b>
    国を挙げての"二人の絆"を試す競技「メロスレヴェル」に挑戦した10組。<br>
    優勝者には最高級の栄誉と富が与えられるが<br>
    敗北者は視覚・聴覚・味覚・嗅覚・両手・両足のいずれかを奪われる。<br>
    ただし決勝戦敗退者が奪われるものは命…。</b>
    <br>
    マンガですねw<br>
    アングラ世界で行われる競技としたほうがなんぼか現実感増した気が。<br>
    奪われる部位を切断などではなく、脳の部位の壊死で行うという発想は血なまぐさくなくてよかった。<br>
    出場者の細かい設定も面白いけどなにせ10組20名なので、ちょっとこんがらがる。<br>
    国家挙げてとか命を懸けてというわりに、問題がしょぼすぎるのが一番の難点。

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