- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344408562
作品紹介・あらすじ
北インド旅行から21日後、嫌味を言うマネージャーを後目に、南インドへいざ出発!今度こそはインド人に負けまいと、ヨーデルを声高に歌い、しつこいお土産屋を撃退するも物乞いにお金を渡せば、少なすぎると追い掛けられ、ホテルではシャツを紛失されたにもかかわらず従業員に居直られる…。さらにパワーアップした一人旅の記録、第二弾。
感想・レビュー・書評
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とにかく全部読むぞ、という決意のもと読んだ2巻め。
他のユーザーの方も書かれている通り、やや同じことの繰り返しと中谷美紀さん自身のインドへの慣れ(1巻目は全てが新鮮!っていう感じもあった)もありマンネリを感じざるを得なかった。ルートも多分似たようなものを見て見て…というもののようだったから仕方ない。
内容はというと、良くいえば飾らないサバサバして率直、悪くいえばインドの方へのナチュラルな優越感からくるdisりがさらに満載の一冊。9:1の割合でインド人をdisっている。この本を読んだらインド人は人を騙し、物乞いをするとんでもない人種のように思う。
1巻目はインドの汚さに終始していたがそれに慣れたからか町がややきれいだったのか、今度は人格否定がやや入っているように感じた。
そんなにいやな人ばかりなのなら行かなければいいのに、と言いたくなる。
また、なんちゃってベジタリアンで魚は食べておりとにかく肉はダメ!!!みたいな感じなのも100%矛盾していてここまでさらけ出していっそ潔い。
潔いけど晒していいものなのかは不明。
結論
「この内容で事務所よく許したな」
時代ですかね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
インド一人旅を満喫していますね。南端の朝焼け、夕焼けは絶妙な色のようで、いちどみてみたい。。。
一人旅とはいってもガイド付きの観光が中心。
ヨガとマッサージも庶民とば別世界でうらやましい。。。 -
インド旅行記<1>を読んで中谷美紀さんにはまり、続きも読みました。
中谷美紀さんの各文章が素朴で裏表がない感じで好きです。
インドがよくわかる内容になっています。
めっちゃ行きたい南インド。
かなり旅の参考にさせていただきます!!! -
これを一人旅と評されると、
多くの長期旅行者はちょっと憤慨するんじゃないかな。
旅行会社のチャトルベティさんと、
現地語と英語を巧みに操る運転手グーナに
頼りきりのわがまま旅行ですから。
参考になったと思うのは2点
・私が肉を食べないわけ
・オーロヴィルというコミュニティの存在 -
人は祈りを捧げるとき手を合わせます。静かに目を閉じて、手と手を合わせた指先に意識を集中してみて下さい。きっと、脈拍を感じることでしょう。脈拍は生きている証です。これを感じることによって、今生かされていることに感謝をするのです。
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群がってくるお金をせびる人たちをヨーデルで撃退?したり、お金を渡したらこれでは少ないと怒られたり、僧侶にバカ高い寄附をせびられるから寺院の中では気をつけろとガイドさんに言われたり、インドならではの話が面白かったです。行ってすぐに2回目の旅行にでかけるとは、それだけ魅力のある国なんだろうなと思う。次の巻も楽しみです。
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1と比べてヨガの要素がかなり少ない。南インドは出張で行ったことがあり、北には行ったことがないが、1と2を読み比べて、北は文化が強く、南はビジネスが強いような印象を受けた。
ドタバタな旅の様子が伝わって来て良かった。 -
ラストの飛行機トラブルが1番臨場感があって面白かった。
あと、インド料理に途中からずっとうんざりしているところ。
他にも書いている方がいたけど、一人旅と言ってもガイドや運転手がずっといるので、旅、という感じではないのがなぁ。
観光地巡りがメインで、インドの宗教と歴史の解説が多いのだけど、前提知識がなさすぎて、全く頭に入ってこなくて歴史の解説になると飛ばすように読んだ。 -
著者:中谷美紀(1976-、東京都、俳優)