演技でいいから友達でいて: 僕が学んだ舞台の達人 (幻冬舎文庫 ま 9-1)

制作 : 松尾 スズキ 
  • 幻冬舎
3.36
  • (10)
  • (12)
  • (38)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 180
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344408586

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 今度演る戯曲の作者、野田秀樹の為人を知る為に。読んでいて思うのはやっぱ観ないと駄目だなということ。活字ばかり読んでいても演劇は分からん。

  • 演劇人の方々との演技にまつわる対談集。野田秀樹、大竹しのぶ、中村勘三郎と、読んでるだけで胸熱。勘三郎さんとの対談は特に。ああ、ここから「ニンゲン御破産」につながってるんだなあ!と。そしてまたネタにされてるが、松尾さんが一番燃えたのは阿部サダヲが公演に遅刻した時(笑)いや当時は全然笑いごとじゃない。

  • **

  • タイトルが秀逸すぎて、内容はあんま覚えてない。
    ラサール石井とかと対談してたな・・・

  • とんがってる人たちに、それぞれとんがってる言葉をもらった。「ザマアミロ」の精神を忘れずに。そのための誠意と疾走を。

  • 松尾さんと舞台人たちの演劇談義。

    【蔵書・再読・12/31読了】

  •  劇団「大人計画」の松尾スズキ氏が、演劇関係の人たちと行った対談を集めたもの。演劇関係の人たちと言っても、その顔ぶれがすごい。吉田日出子、柄本明、ラサール石井、天海祐希、野田秀樹、大竹しのぶ、串田和美、中村勘九郎など。ふたり省略したけど、読むまで名前を「僕が」知らなかった人。僕の勉強不足です。読んでみると、他の人に負けないくらい、刺激的な演劇人だってわかった。
     で、こういう人たちが、演じている時の自分の心のあり方とか、演出と歌劇団運営とか、そういうことを語りまくる。好きな人にとっては、もう涙が出そうな本である。また、各ページの下の方にちらりと書いてある、補足のようなコメントのような脚注のようなのがとてもいい感じである。
     実は作者である松尾氏が言うほど、演劇の入門書にはなっていない。そのほうがいいと思う。入門するためにはいろんなことが必要だと思うのだけど、こういう本を読むと、芝居というのはやっぱり人間がやっているのだなあとしみじみ思う。魅力的な人間が支えてこそ、魅力的な舞台が生まれるんだなって思うのである。
    2004/8/11

  •  松尾スズキ×俳優の対談集。

     最初の方は、「これは舞台に立ったことがある人にしか分からない感覚の話だなあ」という感じでつまらないと思っていましたが、だんだんと読むコツがつかめてきて、大変興味深く読ませていただきました。ラサール石井さんとの対談が一番楽しかった。
     しかし、10年くらい前の対談だから、話し手の考え方とかが大いに変わっていそう。

  • 090409(a 091004)

  • 松尾スズキと芸能人との対談集。
    芝居について真面目に語っていて、読むと芝居がしたくなる1冊。
    芝居やってる人って、何か達観してる人が多いと思った。

    中村勘三郎との対談が面白かった。
    歌舞伎の「ざまぁみろ!」っていうスタンスが素敵。
    意外と面白いのかもしれない。
    伝統と新しいことのどちらも大切にしたい、っていう勘三郎さんが素敵。

全16件中 1 - 10件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×