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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784344408678
感想・レビュー・書評
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途中まで読んでいい感じだったが電車に忘れた。。。
真保さんの偽札の話といい、偽造系はハラハラしておもしろい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
馬券偽造にかけた男の半生記。偽造の手法から捕まる当日の状況まで細かに書かれており、臨場感が凄い。
ここまで詳細に書かれた本に感動した。 -
すっごく面白い本でした。人間の技とでも言いましょうか、妄念を執念で遣り通す...妄執ってことか・・・面白かったんでしょうねぇお金を得る事じゃなくて作品を作る事が・・・しかし相当な波乱万丈ですが、出所後の人生もとてもよくてよかったです。社会的には悪い事をした犯罪者でもどうも憎めない気にさせるのは本作の文章が素晴らしいからかもしれません。結局、作者を突き動かしていたものって金(悪い心)ではなく探求追及の心ということなんでしょうか、だから読了感がいいのかな~面白い本です。
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外れ馬券を万馬券に偽造し、換金した額はなんと10年間で10億円!デザイナーとしての己の技術を試すがのごとく、万馬券偽造にのめり込む。インクや透かしなど次々と馬券の改良を重ねる日本中央競馬会に、その職人技で挑戦を続けていく。本人の手記による衝撃のノンフィクション!
券面全部を偽造するのではなく、ある1文字だけを丁寧に削り取り、そして鉛筆の粉を紙の繊維に埋め込んでいくという根気のいる作業を10時間以上とか、まさに職人。犯罪者ではあるがその職人技と職人魂が凄まじい。
長時間の作業を終えた後、築地で寿司を食べて…の記述は仕事を終えた男の休息みたいで(完全に犯罪であることを忘れてる)読んでて笑みがこぼれてしまった。