異邦人の夜 下 (幻冬舎文庫)

  • 幻冬舎 (2006年12月1日発売)
3.31
  • (2)
  • (3)
  • (10)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 69
感想 : 4
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784344408821

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 内容(「BOOK」データベースより)
    ヤクザを殺し大金を手にしたマリアは日本名を名乗りクラブを開店させたが、再びヤクザの接触を受ける。一方、過去に怯えながらも木村は事業拡大には成功するが、アイデンティティを求めて氏変更の裁判闘争に挑む娘・貴子に苦慮していた。日本で懸命に生きようとする異邦人の物語は慟哭の結末へ…。国境を越えて生きる者の愛と絶望を描く傑作。

  • P333

  • やっぱりマリアの最後は悲しかった。
    でも、束の間でも幸せだったのかな。
    木村の最後も納得。
    やっぱり最後は祖国に戻る気持ちはわかる気がする。
    幸せって何だろう?
    いくらお金があっても、それだけで幸せにはなれない。
    自分は一体何者なのか?
    最後に自分のルーツに戻る二人を見ていると、切なくなる。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1936年生まれ。『血と骨』『夜を賭けて』など作品多数。

「2020年 『魂の痕(きずあと)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

梁石日の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×