- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344408838
感想・レビュー・書評
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小川洋子さん『博士の愛した数式』の参考書籍になっていて、気になり購入。リメイク版が2014年に出ているようです。
面白かった!
学生時代、数学は苦手意識がありましたが、最後まで読めました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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2006年に買ってずっと読んでなかった。子供に算数を教えるのに本棚から引っ張り出してきて改めて読む。
そういえば、昔習ったなぁ。。。と思い出しつつ、久しぶりに算数を考え直すと頭が痛くなってくる。
小学生向けらしいが、しばらく算数から離れていた大人が読んでも読み応えがあった。 -
知らなかったことや忘れてたことを知るのは楽しいことですね。
まず、微分てのは不思議な割り算で、積分てのは凝った掛け算のことだと。
そういう風な見方を高校のときに知ってればもっと微積とちゃんと向き合えたのかもしれないなぁ。笑
あとエラトステネスのふるいとか久々に聞いた。すべての自然数は素数の掛け算で表すことができるって書いてあって、でも素因数分解習ってるんだからそりゃそうですよね。
自分が学生の頃って、どうしてもプロセスばっかり身につけようとして、その背景にある理由を軽視してたような気がします。
きっとプロセスを何度も経験していくと理由も理解できるようになるんだろうけど、高校の途中からそれすら放棄してしまっていたような気がする。。
でも、社会に出て求められるのは、自分がやりたいこと、やらなきゃいけないことの、もともとの背景をしっかり組み立てる力なんじゃないかなぁと最近思っているところです。 -
小学生向けとは思えない、きちんとした整数論の解説書。自然数や素数をこれほどキッチリと説明している、しかも小学生向けの本はまずないだろう。
もちろん大人が読んでも全く問題なし。 -
小さめの本で、数学って感じがしないから
苦手な人でも読みやすいかも。
ジブンも数学が苦手なんだけど
残念ながらこれだけで数学が得意にはならなかった; -
(2007.08.27読了)(2006.12.17購入)
自然数を追え、無限を摑まえろ!
数学の入門書、全三巻の一巻目です。
自然数、素数、無限、証明、計算、順列・組み合わせ、などについてわかりやすく説明してあります。イラストも豊富です。
学年を気にせず記述できますので、全体のつながりを確認できるので、昔習って意味が分からなかった方も、そういうことだったのかと、納得できるものがあると思います。
1、2、3、と順に1ずつ足していって得られるのが、自然数です。
自然数の足し算、掛け算の結果は、自然数になりますが、引き算、割り算の結果は、自然数になるとは限りません。自然数とは別のものを導入する必要があります。
自然数のうち2で割り切れるものを偶数、2で割ると1余るものを奇数といいます。
自然数には、一番大きい数というのはありません。自然数は、無限です。自然数の無限をアレフ・ゼロ(ℵ₀)といいます。
奇数も偶数も無限にありますので、アレフ・ゼロです。
自然数を奇数と偶数に分けても、みな同じアレフ・ゼロになるところが、無限の不思議なところです。
1と自分以外の約数を持たないものを素数といいます。
2,3,5,7,11,13,17,19,23,29,31,37,41,43,47,・・・
素数も無限にあることが分かっています。
著者 吉田 武
1988年 京都大学工学博士
2000年 「虚数の情緒:中学生からの全方位独学法」で第16回技術・科学図書文化賞最優秀賞受賞
(2007年8月29日・記)
(「BOOK」データベースより)amazon
1、2、3、…は知ってても、それだけじゃつまらない。三角数に四角数、完全数に友愛数。作家の想像力をも刺激した不思議な数が、軽妙なイラストと共に次々に登場する。小学生のための数学入門、大人のための再入門書。気楽に読めて、本物の数学が味わえる稀有な書(全三巻)。第一巻は自然数の世界に遊び、素数をあやつり、無限を感じる方法を学ぶ。 -
ここまで平易な書き方がよくできるもんだと感心。アレフゼロとかこの段階で出されたら、面白いなぁ…。
著者プロフィール
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