哀しい予感 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1949
感想 : 125
  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344408951

感想・レビュー・書評

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  • わかっている。そう、わかっている。
    わかっていながらどうすることもできない。
    忘れたかったのかもしれない。
    少しづつ思い出してくる。
    やっぱり哀しいよ~

  • 吉本ばななの日本語の表現はなんて美しいんだろう。
    どんな情景も切なさとともに容易に想像できた。
    全ての人が優しくて、ものすごく愛おしく感じた。
    優しさが溢れすぎてどんな終わり方なのか読み進めながらすごくドキドキした。
    心があったかくなって、これから何度でも読み返したくなると思う。

  • これは…好きだ!!!

    いままでも結構吉本ばななさん読んだけど、
    普通に好き程度でした。
    でもこの本読んだら、ツボかもと思った。

    いいなぁーこれ
    って感じです。

    加筆してないほうも読んでみたい。

  • 10年以上ぶりに読みました。
    覚えていないけど、覚えている感覚。
    わーって読んで、ほわほわする。


  •  登場人物が全員優しい人たちの集まりだった。
     優しさの種類こそ違えどみんな優しい。
     
     あらあらと私の予想外の展開に進んでいった。
     暖かいはずの物語だけどどこか哀しい。
     どうかみんなが幸せになりますように。

     吉本ばななさんの優しい描写や比喩が好き。

     p122 (物への扱いは人間への扱いと似ている。自分は楽だけどそうされた側は切ないよね。)
    『2度と目に入らないように、そしていろいろなことを考えてしまわないようにほとんどめくらめっぽうに投げられている。おばは人間ともきっとこのようにきっぱり別れるのだろうと思って、私は少し悲しくなった。』

     p110
    『「あんまりたくさんありすぎるものを見ると、人間は不思議と悲しくなっちゃうんだよ。」』

  • 何度も読んでしまうな、という作品です。著者の本はこれしかちゃんと読んだことがないのですが、なんだかあと引く感じです。少したったら、「あ、また読みたい」みたいな。続きを連想するよりも、また繰り返して読みたくなる。それはこの話が、いい意味で完結してるってことではないでしょうか。年に一回は引っ張り出したくなる物語です。

  • 20年ぶりくらいに読み返しました。
    .
    うっすらとしか内容を覚えてなかったけど、読み進めていくうちに記憶が蘇ってきました。
    .
    ばななさんの文章はいつ読んでも瑞々しくて、サラサラと流れるようです。
    .
    登場人物達の感情や、情景が頭の中にくっきりと現れて、物語の中に自分まで入り込んでしまったような感覚に陥ります。
    .
    ばななさん、本当に大好きです!!

  • 世界観が好き。全てが優しい世界に感じた。

  • 吉本ばななさんの作品は、言葉が優しくて、愛があるように感じる。でも溢れるような愛ではなくて、どこか哀しい。主人公の境遇がそう感じさせるのかもしれない。

    主人公の弥生は、いろいろ抱えているけれど、みんなからたくさん愛されてて、、、この作品を読むと、少しだけ勇気が湧いてくる。すてきな作品でした。

  • 初めて読んだ吉本ばななの著書。
    表現が豊かで情景が浮かびやすく、登場人物の心情に寄り添う言葉選びがすごく好みだった。
    この人のような文章が書きたくて筆を執る人が多くいるだろうなと思った。
    今回は借りて読んだけど、ぜひ購入して手元に置いておきたい作品。

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著者プロフィール

作家。1964年、東京都生まれ。A型。日本大学芸術学部文藝学科卒業。87年、小説「キッチン」(第6回海燕新人文学賞)でデビュー。おもな著作に『ムーンライト・シャドウ』(泉鏡花文学賞)『うたかた/サンクチュアリ』(第39回芸術選奨文部大臣新人賞)、『TUGUMI』(第2回山本周五郎賞)、『アムリタ』(第5回紫式部文学賞)、『不倫と南米』(第10回ドゥマゴ文学賞)『ハゴロモ』『どんぐり姉妹』『鳥たち』『サーカスナイト』『ふなふな船橋』『イヤシノウタ』『下北沢について』など。諸作品は海外30か国以上で翻訳され、イタリアのスカンノ賞やカプリ賞を受賞するなど、海外でも高い評価と多くの読者を獲得している。

「2022年 『人生の旅をゆく 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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