本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784344409002
感想・レビュー・書評
-
3冊纏めて買ってあったのに、1冊目から4ケ月以上空いてしまった。2を読んで思い出すのは、アメリカの超一流の肝移植病院で腕を磨いた若手外科医師が、何故か田舎の中病院に行って、地元の二流大学の医局員に邪魔されながら医療を行っていた姿に辛さを感じて、次に手が出なかった事と思う。
この2でもクズの医者が幅を利かす体制がどうしようもない。病院長も分かっているのだが、外科以外の科の人員を大学から引き上げられると困るので切れない。結果的にクズ医者が大失敗して新たな医者が来るのだが、これが逆に肝移植推進派の医師で当麻医師と通じるものがあった。
当麻の母親の脳腫瘍手術や、当麻の恋愛・結婚話しも出てきて展開が忙しくなってきた。早めに3冊目を読もう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
外科医当麻鉄彦シリーズ第二弾。ライバル、近江大学の実川助教授出現。実川助教授は生体肝移植を目指している。また、町長の娘・大川翔子とあう。
-
2025.2.20読了。
お昼に図書館で2〜6巻借りてきて、1日で2巻を読んでしまいました。
実川さん、中村浪子さん、大川翔子さん
おそらくメインキャストになるだろう人が出揃ったのかな?と思いました。
で、大嫌い(おそらく読んだ人全員が)な野本(呼び捨て笑)が唐突に辞表を出して、
いなくなってしまったのはちょっと呆気に取られた感はありましたが、まぁスッキリしました。私のあまり多くはない通院歴で
こんなお医者さん見たことないし、こんなお医者さんに当たったらと思うと怖さを感じるキャラでした。本の中だけだと信じたいです。
2巻はまだ通過点、という感じなので、
これからメインキャストと当麻様がどう関わっていくのか楽しみです。 -
2010年夏全国ロードショー作品
当麻の評判は日ごとに高まった。そんな時、近江大の実川助教授から二歳の幼児の「肝臓移植」を手伝って欲しいと頼まれる。一か八か、残された方法はそれだけだった。快諾する当麻だが、抜け駆けは許さんとする他の外科医の妬み、手術の失敗を恐れる大学病院の保守的な壁にぶつかってしまう。風前の灯となった生命を前に当麻達の苦闘が始まる。 -
当麻が頭角をあらわし、実川に見染められて、生体肝移植に誘われる。
野本は町会議員の妻の手術をしくじり、病院を辞めることに。
この小説を読んでいると世の中にまともな医者はいるのかと疑いたくなる。 -
当麻の過去が少し描かれたり、
島田が野本に怒ってくれたり、
変化のある2巻。
母親を連れてきた当麻が今後どんな症例にどんな手術を行っていくか、気になる。 -
盛り上がりに欠ける二巻
3巻に続く -
個人的には第1巻より面白かった印象。まだ携帯電話の普及していない時代背景に慣れたせいもあるかもしれないが、とにかく文章表現が面白くスッキリ読めた。
一難去ってまた一難、次から次に悪役キャラが出てきて「当麻鉄彦」を引き立て、本作を盛り上げていく。
第2巻も、またもやキリの悪いところで終わってしまったため、次巻も近々買ってこよう。 -
島田さんの野本へのブチ切れシーンと、最後の当麻先生が役立たず麻酔医へキッパリ言ってやったシーンが痛快スッキリでした
あと、実家に帰った当麻先生の兄がおらず1人で両親を世話しなければならない寂しさがすごく伝わって心を動かされた。 -
-
医療行為の是非が問われている内容である。一人の患者を前にしたとき、そこに施されるべき医療は何か。助ける方法の選択肢が一つしかない場合、それを採ればいいと思うが、もしそれが実施例がないものだとしたら。
成功すればヒーローと崇められるかもしれないが、失敗した場合はバッシングは免れない。バッシングで訴訟問題まで抱え込むと、この世の中、風評が一気に広がることは必至。そうなると訴えられた病院は患者が減り、他の病院は患者が増え、結局は患者へ十分な医療行為が行えない。それを恐れ、保守的な傾向にならざるを得ない理由もわかる。しかし、一か八かでもその方法しか救えないとなると、みすみす何もせずに命をあきらめるか、それとも踏み切るか。簡単な問題ではない。 -
ダメな医者のオンパレードに戦慄を覚える。
麻酔で過去に痛い経験がある自分としては、手術の際は腕の良い外科医にお願いしたいと切に願う。
3巻も当然読むのだ。 -
患者さんと真摯に向き合う医師、素晴らしいです。
-
医学はどんどん進んでいるので今読むには古い感がするが人間としての崇高さが読んでいても清清しい
-
野本に付かされている青木の代役となる渡瀬、甦生記念病院厨房職員の娘でナースの浪子、近江大助教授の実川などなど新たな登場人物が多く、エピソードが多くて目まぐるしい巻となった。このまま厚顔無恥に居座り続けるかと思っていた野本が自ら辞表を提出したのは心底良かった。当麻の母親が脳腫瘍で倒れるという一大事も起こり、第3巻へと続く。
-
当麻の評判は日ごとに高まった。そんな時、近江大の実川助教授から二歳の幼児の「肝臓移植」を手伝って欲しいと頼まれる。一か八か、残された方法はそれだけだった。快諾する当麻だが、抜け駆けは許さんとする他の外科医の妬み、手術の失敗を恐れる大学病院の保守的な壁にぶつかってしまう。風前の灯となった生命を前に当麻達の苦闘が始まる。
-
【作品紹介】
当麻の評判は日ごとに高まった。そんな時、近江大の実川助教授から二歳の幼児の「肝臓移植」を手伝って欲しいと頼まれる。一か八か、残された方法はそれだけだった。快諾する当麻だが、抜け駆けは許さんとする他の外科医の妬み、手術の失敗を恐れる大学病院の保守的な壁にぶつかってしまう。風前の灯となった生命を前に当麻達の苦闘が始まる。
【感想】
このシリーズは、作品に登場してくるダメ医者のダメっぷりが目立って、どうも読んでいてモヤモヤ感が残りすぎる。
最後の巻までこんな感じであると、読み続けるかどうか迷ってしまう。。。 -
ライバル 実川先生登場。医局長の野本の嫌がらせも益々、医局人事の嫌なところをまざまざと書く。
-
ストーリーが古臭いが、医者の世界観はリアルで面白い。
著者プロフィール
大鐘稔彦の作品
本棚登録 :
感想 :
