月10万円で豊かに生きる田舎暮らし (幻冬舎文庫)

  • 幻冬舎 (2007年2月6日発売)
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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784344409101

感想・レビュー・書評

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  • 田舎の3万円は都会の10万円に匹敵するとの著者。よく見れば食費は貰い物があるの前提、野菜も出来が悪かったらどうするんだろう。
    築80年の家を手直しするのにいくらかかるのか…自分でやるとは言っても、大雨や地震がきたらあっという間に崩れるのでは?
    素人仕事も、水道やトイレにどこまで対応できるのか。
    田舎暮らしに憧れてこの本を手に取ったけど、自分には向いてなさそうだということがわかり、それだけでも大変ためになった。
    さすがに家を組み立てるのには勇気がいるし、今の自分にとって現実味がない。
    あと同じ方のエピソードが何回も出てくるので、え?このページまた読んでる?と混乱しました。

  • 地方移住者の実例をあげて、
    地方に住むことのよさを説く内容。

    とても魅力的だし、こういった人生を送りたいとも思う。

    だが、だがしかし、
    出てくる人が基本的に人並以上の金持ちというのが
    どうにも納得できん。

    一般以上の貯蓄があれば、
    それは優雅に暮らせるだろう。

    でもあまりお金を持たない人がこの本で地方移住に憧れたら、
    同じようにはいかないだろう。

    月10万円で豊かに、というが
    それはそれだけの後ろ盾があるから、
    と言えなくもないのでは??

    そういう意味で編集側なのか著者自身なのか、
    情報をねじ曲げて発信している感が気にはなった。

    いつかはこんな暮らし、してみたいな。

  • 内容が薄いとは言わないが軽い。ソツなくまとまっているけど上滑りで通り一遍で借り物の文章。響かない。
    著者が資格コレクターと知って妙に納得。なぜか、その手の人にありがちな文体という印象がある。
    でも、こういう考察になるほど!と思ったので星ひとつプラス:
    田舎暮らしは、のんびり優雅なものとは限らない。田舎でも生きるためにはあくせく働く必要がある。でも、時間の使い方が違う。他人のためではなく家族のためだし、時間に流されるのではなく時間を刻んでいる。

  • それなりに参考にはなったけれど、引退した中高年向けかなあと思った。当たり前ですが初期投資の分が必要なので、それがいくらかは人によって違うわなという。

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著者プロフィール

能力開発コンサルタント。社会人の「脳力開発」指導の第一人者。
1937年東京都生まれ。早稲田大学政経学部中退後、経済ジャーナリスト、出版社社長を経て、能力開発コンサルタントとして活躍。
社会保険労務士、行政書士をはじめ、現在では90をこえる資格を持つ。

「2019年 『60代から頭がよくなる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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