新宿歌舞伎町アンダーワールドガイド (幻冬舎アウトロー文庫 O 82-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 47
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344409552

感想・レビュー・書評

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  • 新書文庫

  • 19年前(当時)に歌舞伎町に来て外国人専門のガイドとして生計をたてていく李小牧さんの話。
    本の表紙やタイトルほどおどろおどろしい内容ではなく読みやすかったですが、やっぱり作者自身が暴力沙汰に巻き込まれたってとかは普通にあった。
    歌舞伎町といえば中国マフィアが跋扈してるとかヤクザ、クスリ、人身売買・・・etcが一般的なイメージで治安が悪そうな気もするけど実際は勿論普通の歓楽街って一面もあるってのが書かれてたかな。
    大学の時になんの下調べもなく行ったときも特に怖いとかそんなこと全然感じなかったけど、やっぱり昔と比べて安全になったてことなんでしょうね。

  • 『歌舞伎町案内人』として日夜歌舞伎町の路上に立ち続ける李小牧さんによる、『全ての欲望を満足させる』案内図です。この街は移り変わりが激しいですが、この街の怪しい雰囲気を伝えるいい内容になっております。

    新宿・歌舞伎町。本チャンのブログでは僕はこの街の事を今までに何度も書いているし、またこれからもこの街を扱った本とともに書いていくと思います。もうずいぶんとこの街とは相まみえていませんが、いつか相まみえる日を夢見ています。

    それはさておいて、この本は『歌舞伎町案内人』として有名な李小牧さんによる歌舞伎町の案内図です。ここに記されている歌舞伎町の地図を見ていると、「あぁ、あそこか」とその場面が具体的な映像として、頭の中に浮かんできます。あの街の移り変わりは非常に激しいので、おそらくここに掲載されている店、とくに「おねいちゃん」系の店のいくつかはなくなっているのかもしれませんが、飲食店関係は健在なので、何度か紹介していますが、一番行ってみたい店は中華料理店の『青葉』という店です。

    この本に掲載されている写真をみる限りでは結構高級店らしいのですが、今度この街に足を踏み入れるときには必ずここで飲食をしようと思っていますので、今僕はこの本に掲載されている店の内装と料理の写真を見て、モチベーションを維持しております。

    そして「おねいちゃん」系の店はもしあればの話ですが『Yガール』という店に行ってみたいですね。

  • 体一つでのし上がった筆者の渾身の作。

    アノ町の裏側までわかる・・・かも

    島とか風俗とかストリップetc

  • なんてことはない内容
    巻末のガイドは少し使えそう

  • アンダーグラウンド第3弾(笑)

  • 見知った場所がいっぱい出てきているので読みやすかった。
    しかし、いつも遊んでいた場所がどんどんなくなってしまうのは少しさびしいなあ。
    町は生き物だからしょうがないのだけれど。

  • #59

  • このところ密度の濃いルポやドキュメンタリーを続けて読んでいたあとなので殊更に点が辛いのかもしれませんが……人は誰でも一生に一冊は本を書けると言いますが、おそらくこの前作もそうなのだと思う。そちらは未読なのでなんとも言えないが、こちらを読んでいる限りでは、何冊でも同工異曲のものが書けるのだろうなという印象。この人の人生を糧にして書かれたものではあっても、それ以上ではないと思うし、正直なところ内容も浅薄としか思えない。ただ、「先達はあらまほしきもの」など、そこらの日本人よりもよほどきれいな日本語と巻末のオススメ店ガイドに敬意を表して★2つ。

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著者プロフィール

1960年中国湖南省生まれ。バレエダンサー、文芸紙記者、貿易会社員などを経て88年にデザインを学ぶ私費留学生として来日。歌舞伎町に魅せられ、「歌舞伎町案内人」として活動し始める。歌舞伎町でレストラン『湖南菜館』を経営。『歌舞伎町案内人』(角川書店)をはじめ著書多数。「ニューズウィーク」誌の連載コラム、日中の大学での講演、テレビ、ラジオ出演など多方面で活躍している。

「2011年 『常識外日中論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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