行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅 (幻冬舎文庫)

  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1630
感想 : 212
  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344409590

作品紹介・あらすじ

「平穏な人生?それが運命なら自分で変えてやる!」そう決意してこぎだした自転車世界一周の道。だが、砂漠地帯で拳銃を持った強盗が-!身ぐるみはがされた後も疾走し、出会いと別れを繰り返しながら駆け抜けた七年半の旅。笑えて泣ける、大興奮紀行エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 旅行記であるが、桁違いの旅行記だ。
    旅行の期間が7年半。世界中を自転車で走る。走った距離が9万5000kim。北米・アラスカから旅は始まる。南米の南端、パタゴニアまで自転車で走った後、ヨーロッパに渡る。その後、アフリカを縦断し、中東に戻った後、アジアを走り、日本に戻ってくる。20代で始め、30代になって日本に戻ってくるこの旅に7年半をかけている、というか、どれだけかかったかはとにかく、良くこんな旅をするな、というのが第一印象だった。
    筆者にとって旅は感動がいっぱい詰まったものであると同時に、すさまじく、危険も苦労も多いものであった。若くて体力のある人にしか出来ない旅である。
    文庫本で300ページ強の本であるが、7年半の旅のほんの一部分しか触れられていない。筆者は、この旅を題材に、あと2冊ほど本を書かれているようなので、そちらも読んでみたい。

  • 一言で表すと「最高だった」。
    語彙力も何もないけど純粋にそう感じた。
    これまでいろんな本をスローペースで読んで来たが、これほど読むのが止まらなくなる本はなかったかもしれない。
    文章も読みやすく、本当にあっという間に読み終わった。
    大げさではなく笑いあり涙ありだった。
    軽い気持ちで買った本だったけど、とても心に響いた。
    一期一会の温もりのあるふれあい。
    厳しい現実。
    いいことばかりではないけどそれを含めても素晴らしい体験だったんだなぁと思う。
    著者が味わった「ティカルを目にした感動」を僕も味わってみたいと思った。
    何気に驚いたのは、別ルートを旅してるはずなのに仲間とばったり出会う回数の多さ。

  • 楽しみながら読めた!
    大学卒業後の7年間は社会人にとって、貴重な下積み期間。それを全て旅に使う…。
    私には出来なかったけど、人生その位でいいな

  • さらっと書いているが結構長い期間(七年四ヶ月)を自転車旅で過ごした著者の日記エッセイ。
    出発前の体調不良から不安感いっぱいの出だしででもすごい強くていいなーと思った。
    旅先で出会う景色、その土地の人、そして友人。
    7年でどれだけの人と出会えたのだろうと思うと羨ましく感じる。

    ティカルが絶賛だったのでいつか私も見ていたいと思った。

  • 自分探しや冒険談みたいな話は普段好んで読まないものの、父親に薦められて読んだ本書の、美しい文章たるや、、まったく飽きずに読了。
    働いてお金を稼ぐことだけが生きることではなく、自分の体をがむしゃらに使って、人の優しさに支えられることも生きることの一つなんだと感じる。

  • 筆者が7年かけてチャリダーとして世界一周した話。友情のようなものや、命の危険など、波瀾万丈な旅で、筆者の心の変化も描かれている。
    読むと世界中の様々な場所に行きたい衝動に駆られる本。

    特に行ってみたいなと思った場所。
    ・メキシコの遺跡「ティカル」
    ・カンボジアのアンコールワットの先にある「バイヨン」

  • 良い意味で「軽く」読める自転車世界一周エッセイ。

    世界中で起こった色んなエピソードがそれぞれ数ページという短さで、基本的には面白く前向きな気持ちで軽妙なタッチで描かれており、読む方も身構えずに軽い気持ちでスラスラと読める。

  • 世界一周を自転車で7年かけて周った旅行記。旅行記が好きなので楽しく読めた。色々なひととの出会いと別れがあり、特に自転車でキノコを売っていた誇り高いキノコ売りと、メコン川をカヌーで下るエピソードにひかれた。

  • 一緒に大冒険をしている気分になった。チャリダー達が計画されたかのように再会して行く様は、驚いた。また、言葉の壁というのは無く、細かい事は気にしないという事を改めて学ぶ。

    実は主人公は心も身体も強い人では無く、長い歳月をかけて成長して行く様が爽快であり、興味深かった。

    また知らなかったこととして、「イスラム教は客人をもてなすようにという、教えがある」ということ。

  • 7年4ヶ月にも亘る旅の記録。想像を超えたエピソードの数々。出会いと別れ、危険との遭遇、温かな応援の数々…完全に入り込んで読んだ。受け取る方から逆の方になるべき年齢や境遇になったと思ういま、全然お返しできていない事実にも気付かされた。普段は解説など読まないが偶然読んで、この解説も良かった。

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著者プロフィール

1969年和歌山県生まれ。旅行エッセイスト。大学卒業後、自転車で世界一周を達成し、その体験を綴った初の著書『行かずに死ねるか!』
(実業之日本社)がベストセラーに。世界一周自転車ひとり旅シリーズの3部作は中国、台湾、韓国でも翻訳出版され、
国内外で累計30万部を超える。現在は旅、自転車、食を中心に執筆活動を行なっている。
著作はほかに『洗面器でヤギごはん』(幻冬舎文庫)『大事なことは自転車が教えてくれた: 旅、冒険、出会い、そしてハプニング!』
(小学館)など。

「2020年 『自転車お宝ラーメン紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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