- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344409613
感想・レビュー・書評
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弁護士でもある筆者が、会社法その他 企業法務を題材にした、短編集。「こんなことできるんだ」って感じでしょうか?
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読み物として面白かった。
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【作品紹介】
五三歳にして家電メーカー本社を離れ、子会社を閉鎖するよう命じられた上和住。だが、復職を約束されたはずの人事には思わぬ落とし穴が―。一介のビジネスマンによる、自分を裏切った上司と会社への未曾有の復讐劇。“法”を味方につけた彼の、究極の選択とは。働く男の誇りを賭けた戦いを描く表題作ほか全一七編を収めた企業法律小説集。 -
作者が現実に関わった案件からイメージして、作り上げた短編集。
一つ一つ味がある。 -
17編のそれぞれの話には、それぞれの主人公がいる。
皆、仕事に生命を燃やし、そして裏切りや他人からの妬みを買い、成功したり孤立したり。
しかし、ここまでサラリーマンの生活というのは仕事にしばられ、こうドラマチックなものなのか。
もちろん、小説の世界だからそれは仕方が無い。
平凡な生活だと、時々刺激を求めてしまう自分もどこかにいる。
だからこそ時々、このテのサラリーマン小説にドップリ漬かりたくなるんだよなあ・・。