ひとり旅の途中 (幻冬舎文庫 も 9-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 57
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344409729

感想・レビュー・書評

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  • 日々是好日、一緒にいるだけで、がとても良かったので、こちらも続けて読んでみた。
    20話のエッセイ集。内容的には短いこともあり、やや物足りなさもあるけど、さらさらと読めて楽しい。
    「木蓮の花を見ていた父」は、(確か日々是好日にもそのエピソードがかかれていたけれど)胸が打たれる。森下さんが経験された人生の大切なことを、教えてくれているような、気持ちになる。
    平凡だけど取り戻すことができない毎日を大切に生きようと、思わされる。

  • この著者の「日日是好日」がとても良かっただけに、こちらのエッセイは内容が薄くて、がっかり。

  • 15年前に出版された『恋はまだ始まったばかり』を、改題して文庫化したもの。
    タイトルの力って、すごいなと思う。このタイトルでなければ(わたしは)手に取らなかったと思うし、こちらのタイトルのほうが内容にぴったりきていると思う。30歳をすぎてはいるけれど、まだまだ人生の途中で、これからも経験することがあって、きっとそのたびに喜んだり悔やんだり悲しんだりするんだろうな。<br>
    2007/06/10読了

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著者プロフィール

森下典子(もりした のりこ)
1956年生まれのエッセイスト。『週刊朝日』のコラム執筆を経て、1987年その体験を記した『典奴(のりやっこ)どすえ』を出版。代表作『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』は、大森立嗣監督・脚本、黒木華主演により2018年10月13日映画化され、樹木希林の遺作ともなり、大きな話題となった。他に、『いとしいたべもの (文春文庫)』『猫といっしょにいるだけで』などの作品がある。

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