モンキームーンの輝く夜に (幻冬舎文庫)

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本棚登録 : 321
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344409781

感想・レビュー・書評

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  • 友達から借りた本。
    「ガンジス河でバタフライ」から、4作目となる著書。
    作者の考え方の変化が出ていた本だと思う。

    沢山の国を経験しているからか、その国自体の価値観や文化にあまり驚かなくなっている気がする。
    今迄は旅行記という感じで、作者も純粋に色んな国を旅するのが好きな旅人だった。
    でも、今回は旅人というよりも、外国の男性に恋をする女性になっていた。

    その違いが楽しめた。

    ■心に残ったこと
    「『日本人として生まれた』ということは、『世界を自由に旅するパスポートを手に入れた』も同然だったということ。」

  • 素敵…
    うっとりしてしまった。

    この本はもちろん旅行記としても楽しめるのだけど、わたしはとても綺麗な恋愛小説を読む気持ちだった。

    ラオスの人々は恋愛に奥手で、人前でいちゃつくなんてもってのほか、ほとんどの人が結婚するまで貞操を守るのだそうだ。日本もそういう国だったらいいのに。


    見返りを求めず、だた純粋にたかのさんを愛そうとするシノヤンをみて、心が洗われた。

    この恋、成就してほしいな。


    あと、巻頭の写真がものすごい!!
    ラオスにはこんなに幸せそうな顔をした人達が住んでいるんだ。
    人を写した写真でこんなに衝撃を受けたのは初めてだ。

  • のんびりした農業国ラオス。
    大きな町でも家はまばらなので、田舎っぽいのどかさが。おみやげ屋さんは笑っちゃうほど、しょぼい。
    大きな店で売っている製品は、ほとんどタイ製。
    労働に来ているのは、勤勉なベトナム人だったり。
    5ヵ国と国境を接し、日本の本州ほどの土地に、五百数十万しか人口はいない。
    ゆったり農業をして暮らしていて、跡を取るのは長女夫婦という母系社会。
    お金はあまり持っていないが、ラオスの人々は底抜けに明るく、人なつこい。
    食べ物はかなり美味しいらしくて、食事のシーンは楽しい。

    昔の日本を思わせる、なぜか懐かしいようなラオスで出会った猿顔の若い男。
    家族でただ一人大学に通っているというシノアン。
    一生懸命話しかけてくる彼に、最初は好みではないと思ったのだが。
    暖かく信頼できる人柄で、なぜかピッタリ波長が合う。
    31歳で既に世界を股に掛けた旅行者たかのは、結婚まで考える恋に落ちてしまう。

    どこでも笑いの渦を巻き起こす著者のオープンな性格が魅力。
    開かれた雰囲気に彼も惹かれたというのはお目が高い?
    書かれた当時、現在進行形だった恋愛が読みどころ。
    しかしこの作者は前にも3回は恋に落ちていたよなー…
    十年ぐらいの間にだけど。
    そういう本が特に売れているのはまあ当然?
    その後が気になって検索してしまいました。

  • ゆるゆるしたラオスの雰囲気が 伝わってくる。
    自然の中で、育ったような猿顔の青年にであう。
    はじめは なんだという 感じだったのだが、
    家に連れて行かれ、家族の雰囲気にまったりとなる。
    そして 上半身の身体が引き締まっていることに、
    ぞっこんとなる。
    そして 猿顔の猛烈なアタック。
    純真だから、その積極性がすばらしい。
    難攻不落のたかのてるこも陥落。
    たった、1日の出来事であった。

    でも、ラオス。
    どうするべ。
    というような話だった。
    ちょっと、いいのかなと心配する。

  • 一人で旅したラオスで、まさかの恋に落ちる。
    ゆるゆるっとしたラオスの雰囲気と、切ない恋と、自由気ままな旅が綴られたエッセイは、読むだけで自分も旅をした気分。とっても楽しかったです。

    海外へ行って現地の人と自由にコミュニケーションとって、こんな旅ができたらどんなに素敵だろうかと思うような旅でした。
    事実は小説より奇なり、なんて言いますが、海外でこんな風に恋に落ちることもあるんですね。
    でも相手のフィールドだと相手がより魅力的に見えるってことはありますよね。喉が渇いたと言ったら庭のココナッツを取ってくれるとか、ところどころ野性的で日本人には見られない一面も惹かれる要因かもしれないですね。

    刊行されたのは10年以上も前なので、ラオスも今は随分変わっているのでしょうね。
    巻頭には笑顔のラオス人たちの写真が載っていて、それを見ているだけでもこちらまで思わず笑顔になりそうなくらいの満面の笑み。いい国なんですね。

    私たちは日本人であるというだけで海外へのビザ取得がすごく容易だったり、日本人に生まれたことで有利なことはたくさんあるんですね。
    ラオスの人が日本へのビザを取ろうとした際のハードルの高さに正直ちょっとショックを受けました。せっかく海外に行ける国に生まれたんだから、広い世界を見てみたいな・・・とやっぱり旅がしたくなりました。

  • たかのてるこのラオス編ですねー、インドの次はラオス。これを読めば当時のラオスの良さが分かります。そして、紀行エッセイかと思いきや半分以上は恋愛モノと言う(笑)まぁ、ハッピーになること間違いなしですね。ラオスまた行きたくなりました。

  • 楽しくて、暖かくて、切なかった。
    私も一人旅した大好きなラオス。この本を読んでから行っていれば変わってたかも。
    いや、たかのさんだからこんなステキな旅ができるのかな。

  • 「ダライ・ラマに恋して」を先に読んでしまった私には、今回のこの旅行記の恋の話は全然おもしろくなかった。
    以前の、モロッコの旅行記にも恋が出てくるが、旅行記の中に恋の話があるという感じ、今回は恋の話の中に旅行記が挟んである感じで、あまりおもしろくなかった。
    この著者の他の本「ガンジス川でバタフライ」「モロッコで断食」「ダライ・ラマに恋して」を読みましたが、そちらはかなり面白いです。

  • 恋愛の話が大半とは露知らず。ちょっとがっかり。

  • 14.mar.7

    たかのてるこ作品3冊目!
    今回も期待を裏切らない内容で星5つ♡

    旅先のラオスという素朴で穏やかな国で、9つ下のシノヤンと恋に落ちる話。
    いいなぁ〜。こんなキュンキュンする恋してみたいな^_^

    シノヤンの逞しさ、純粋さ、いじらしさ…
    読んでて私まで愛しくなっちゃった。

    ラオスのことをいろいろ知るたびに、ふいにブータンを思い出した。幸福度が高い国っていわれてるからかな。

    後に出た「ジプシーにようこそ」を読んでたからてるこさんが結婚してないのはわかったけど、二人の恋の結末が気になって検索かけてみたら、どうやら破局してシノヤンは別の女性(日本人ってホント?)と結婚したみたいですね。
    ハッピーエンドを望んでたから悲しい笑

    でも、あんなに離れてる国で、年の差も気にかけず燃えるような恋ができたこと自体がすごい(≧∇≦)

    てるこさんの文庫本の旅行記はぜんぶ揃えたので、まだまだ読むぞっ!!

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