- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344409781
感想・レビュー・書評
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おもしろくてサクサク読めた!実話でドラマチックな!ラオスならひとりでも行けそうだなー日本人が海外に簡単に行けることって幸せなんだなと改めて思った。今は行けないんだけどね
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友達から借りた本。
「ガンジス河でバタフライ」から、4作目となる著書。
作者の考え方の変化が出ていた本だと思う。
沢山の国を経験しているからか、その国自体の価値観や文化にあまり驚かなくなっている気がする。
今迄は旅行記という感じで、作者も純粋に色んな国を旅するのが好きな旅人だった。
でも、今回は旅人というよりも、外国の男性に恋をする女性になっていた。
その違いが楽しめた。
■心に残ったこと
「『日本人として生まれた』ということは、『世界を自由に旅するパスポートを手に入れた』も同然だったということ。」 -
素敵…
うっとりしてしまった。
この本はもちろん旅行記としても楽しめるのだけど、わたしはとても綺麗な恋愛小説を読む気持ちだった。
ラオスの人々は恋愛に奥手で、人前でいちゃつくなんてもってのほか、ほとんどの人が結婚するまで貞操を守るのだそうだ。日本もそういう国だったらいいのに。
見返りを求めず、だた純粋にたかのさんを愛そうとするシノヤンをみて、心が洗われた。
この恋、成就してほしいな。
あと、巻頭の写真がものすごい!!
ラオスにはこんなに幸せそうな顔をした人達が住んでいるんだ。
人を写した写真でこんなに衝撃を受けたのは初めてだ。 -
のんびりした農業国ラオス。
大きな町でも家はまばらなので、田舎っぽいのどかさが。おみやげ屋さんは笑っちゃうほど、しょぼい。
大きな店で売っている製品は、ほとんどタイ製。
労働に来ているのは、勤勉なベトナム人だったり。
5ヵ国と国境を接し、日本の本州ほどの土地に、五百数十万しか人口はいない。
ゆったり農業をして暮らしていて、跡を取るのは長女夫婦という母系社会。
お金はあまり持っていないが、ラオスの人々は底抜けに明るく、人なつこい。
食べ物はかなり美味しいらしくて、食事のシーンは楽しい。
昔の日本を思わせる、なぜか懐かしいようなラオスで出会った猿顔の若い男。
家族でただ一人大学に通っているというシノアン。
一生懸命話しかけてくる彼に、最初は好みではないと思ったのだが。
暖かく信頼できる人柄で、なぜかピッタリ波長が合う。
31歳で既に世界を股に掛けた旅行者たかのは、結婚まで考える恋に落ちてしまう。
どこでも笑いの渦を巻き起こす著者のオープンな性格が魅力。
開かれた雰囲気に彼も惹かれたというのはお目が高い?
書かれた当時、現在進行形だった恋愛が読みどころ。
しかしこの作者は前にも3回は恋に落ちていたよなー…
十年ぐらいの間にだけど。
そういう本が特に売れているのはまあ当然?
その後が気になって検索してしまいました。 -
ガンジス川でバタフライでは海外旅行の初々しさや楽しさに溢れていたけれど、それから約10年。
旅慣れたせいか、謙虚さは消え、図々しさばかりが目につくようになってしまいました。
行く街々で現地の男に声を掛けられついていくの繰り返し、ついには恋に落ちて彼のことが頭から離れず旅行どころではない様子。
せっかくのラオス旅行記なので、もっと北ラオスの少数民族や文化、バスからの車窓や交通事情等々、いろんな事を知りたかったです。
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旅行記を読んでたつもりが、半分以上が恋愛話で残念。
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めちゃめちゃキュンとくる話で
勝手に肩透かしくらった気持ち
その後がきになる、、、! -
ゆるゆるしたラオスの雰囲気が 伝わってくる。
自然の中で、育ったような猿顔の青年にであう。
はじめは なんだという 感じだったのだが、
家に連れて行かれ、家族の雰囲気にまったりとなる。
そして 上半身の身体が引き締まっていることに、
ぞっこんとなる。
そして 猿顔の猛烈なアタック。
純真だから、その積極性がすばらしい。
難攻不落のたかのてるこも陥落。
たった、1日の出来事であった。
でも、ラオス。
どうするべ。
というような話だった。
ちょっと、いいのかなと心配する。