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本 ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784344409835
感想・レビュー・書評
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まわりの大人たちへの顕せない感謝が滲み出ていて良かったです
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不良青春もの。面白かった。クローズの様な華やかさはないものの人間臭い登場人物は全て素敵。笑いあり、涙ありの作品。ある意味ジェットコースターの様な自叙伝。映画も見てみたい。
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どこまでが本当の話なのか、誇張されているのか。よくわからんが、昔のツッパリヤローの固い絆で結ばれた笑いと友情で満たされたストーリーはそれなりに楽しめた。
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面白い。明け方3時半までかかって読んで、次の日の仕事がきつかった。噂ででてくる不良が、敵か味方か。ダメな奴が成長?して、役立ってくるとか、誰がラスボスか。旧くは、男一匹ガキ大将かリングかの、正しい継承。映画も見てみるかっと。
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70年代末期に繰り広げられるゲッツ板谷の自伝的な10代の物語です。「みんなワルくてボロかった」このキャッチコピーを考えた人はすごいと思いました。まる。
ライターで有名なゲッツ板谷ですが、これは彼が初めて書いた自伝的な小説です。彼のムチャクチャ立った十代がすごく鮮やかに描かれていて、とても面白かったです。立川には東京にいたころに仕事でよく行っていたので、この本を読んでいて地名が出てくると『あぁ、あそこか』と場面を思い浮かべることができました。
内容そのものに関してはケンカ。ケンカ。ケンカ。またケンカとよくもまぁこんなにケンカができるほどケンカ三昧です。特に朝鮮高校の生徒との対決シーンや卒業式での最後の戦いはすごく印象に残っています。そんな日々でもその中でもヒロイン(映画版では新垣結衣さんが演じていましたね)との切なくて淡い恋があったり、青春小説としては出色の出来ばえだと思います。
僕は彼のような10代は送っていませんし、そのころ付き合っていた友人も今では疎遠になってしまっているので彼らがのことがある意味ではうらやましいなと、そんな風に思っている自分がいます。そして、この本を読んでいる間はずっとザ・クロマニヨンズの「ギリギリガガンガン」が頭の中で流れていました。 -
ゲッツ板谷が大好きな人だけ読めばいいと思う。長いしw
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おもしろい
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かっこいいなぁー。
こーゆーシンプルさには憧れるとこ多い。
僕らが生きてたトコにはくだらない複雑さが多すぎた。
なんてことを思い出せる物語。 -
読み出したら止まらなくなって幸い土曜日に読み始めたので
不眠不休で読めた。本当は恐い内容なのに
あまり、同情せずに読めた。中学生の話とは
信じられない。 -
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やばいおもしろかった
勢いがあって一気に読ませます
不良の世界なのになぜかすごく生き生きして見える
ヤッコカッコいいー -
映画化もされたけど、そっちはどうも友人曰く微妙らしいです。
70年代末が舞台の不良のお話。
何となくだらだらと読んでしまう不思議な魅力のあるストーリーでした。
登場人物がみんな不良なのに不良らしからぬ所が良いのかも。
映画の主題歌がクロマニヨンズっていうのはうまい配置だと思います。 -
何かと話題作のようなので、手に取りました。
擬音語が多かったけど、読みにくいこともなく、ラストは章タイトルどおりにあっけなく終わってしまったけれど、
青春ってこんなもんかな、と思いました。
2008.1.10読了 -
ラップでGO!
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今から2、30年前の立川が話の舞台。
主人公のコウちゃんが毎日のようにケンカをしながら人間として少しずつ成長していく本です。
今年の秋に映画化された「ワルボロ」の原作。 -
単行本で発行された時に立ち読みまではしたのだが、買わなかった作品。
なぜ、買わなかったのか。最初の数ページを読んだだけで気持ち悪くなってしまったのだ。なぜか? 地元すぎたのだ。情景が浮かびすぎて、そこで行われていることが分かりすぎてダメだった。
単行本が出たときは少しも思わなかったが、漫画化、映画化と話題を集め続け、今回の文庫化に至ったわけだが、それだけ話題の本なら…ともう一度勇気を出して読んでみた。単行本が出たのが2005年…。
「2年前のオレ、バカヤロ〜!」状態である。情景が浮かぶのはむしろプラスではないか! 主人公が訪れる喫茶店、ケンカの舞台になる河川敷、地名、町並み、匂い…
そのすべてがありありと浮かんでくる。板谷大尉の表現は細かく、そして秀逸だ。でも、それは立川という場所を訪れたことのない方々よりも深く、私の脳裏に浮かんできた。主人公の仲間たちが過ごした時代は、私が過ごした時代よりも若干前だ。それでも彼らと同じ時代を過ごしているかのように、同じ仲間であるかのように物語に入り込んでいける。ただのヤンキー小説とあなどるなかれ! 痛い目みるよ。(た)
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長い
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映画もよかったけど、原作のほうがよりくだらなくてリアルでワルボロでした。
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ゲッツ板谷の作品





