- Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344409859
感想・レビュー・書評
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面白かった、しみじみよかった。ずっと宇江佐真理さんの世界に漂っていたいと思わせてくれる一冊。
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女たちの人間模様は、時に切なく、時に優しい。
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出だしがつまらないのは、いつものパターン。
めかけ文化と女の友情がテーマ。
ことばのキャッチボールで進行。 -
宇江佐ワールド最高に好き
今回もほろっとなったりワクワクしたりと盛りだくさん。
お玉さんを慕って集まる人たちも個性豊かで楽しめました。 -
江戸・日本橋に「玄冶店」とよばれる狭い通りがあった。黒板塀に囲まれた妾宅が並ぶ一角で小間物屋「糸玉」を営む元・花魁のお玉。そこには小粋だが懸命に生きている女たちが出入りしていた。
以上、アマゾンさんの紹介文のパクリ。
下町に暮らす女性たちの矜持みたいなもんが、読んでてヒジョーにに心地よい。 -
謎や大きな事件などはおきない、恋愛もの。
よかった。 -
Tさんのお勧め。
図らずも続けて同じ作者の本を読んだが、こちらの方がしっくりきた。
意地や、矜持、強さやしたたかさと、
優しさ、弱さ、ずるさが、
ひらりひらりと心の中に舞う女たち。
男たちとの関係もそれぞれで、苦しくもあり、悲しくもあり。
とても共感できる女性たちで、読んでいて楽しかった。