プチ修行 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 53
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344409866

感想・レビュー・書評

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  • 私は解脱している。
    私は悟りを開いている。

    おぉ、途端に胡散臭い人に聞こえるな(笑)

    もっとも周囲の人からしたら、
    そんなに感情ゆれてて解脱してるなんで笑止千万でしょうが、
    以前に比べたら落ち着いてきたかなってただそれだけなのです。

    作者の意見に賛意を表し、
    感情の起伏の波が小さくなることを解脱だとすれば
    それはいいことなんだろうか。
    プラスマイナスゼロを幸せとするという考えなんだとおもう。
    これはなかなかいいことなんですが、
    やっぱり少々のプラスがあることが幸せだと思ってしまっています。

    なんでもないようなことが、幸せだったと思う。なんてことはその通りなんですが、
    だからといって波がないことが幸せなのかと問われると
    てんてんてん。

    ほんとに一時期に比べると
    しゃーないな、とか
    そんなもんやね、とか
    まぁいいかと。

    そんなことを思うのです。
    これって逃げですか?

    その一方でチャレンジすることが減ってる気がします。
    これは私個人のなかで非常に残念なことで
    まずいことになってるなと思っているのですが、
    なかなかエンジンをかけられない状況になっています。

    解脱というと大げさかな

    なんでもないようなことを幸せだと思うようになってきたのですが、
    そうするとチャレンジな人生をおくれなくなってきていて
    それがつまらないと思っているのです。

    一長一短だなと。

    自分に合うバランスはどこなんだろうなと、
    いまのところ、いい感じに落ち着いているんだけど
    これは、よくない兆候だと感じ始めている自分がいる
    というのが現状かな。

  • 修行体験が小栗氏の感性で面白おかしく文章とマンガで描かれています。

    何か修行体験してみたい方にオススメです。


    『「あの時こうだったから.....」と参照する出来事があれば、「心配しない」とか「準備をする」とか対処ができる。』

    と、座禅体験の章での小栗氏の気付きに頷きました。

    修行体験する機会がなくても日々、気付き感謝する気持ち大切ですね。

  • 修行というものに何故か惹かれる。
    煩悩の固まりなので、自分を戒めたいというか律したいというか。
    ので、凄くもってこいの本を発見して、読んだらとても面白かった。
    「瞑想」「写経」「座禅」「滝」「断食」「お遍路」「内観」
    著者がプチ体験をするのだが、この中では「断食」に興味大。
    「内観」っていうのは初めて知りました。

    でも、日々生きてる事が自分にとっての修行だと思うのでした・・・

  • 「修行すれば幸せになれるのではないだろうか」
    そんな野望を抱き、さまざまな修行に挑んだ体当たりエッセイ、漫画付き。



    瞑想、座禅、断食、写経、お遍路…小栗左多里さんは様々な修行を体験している。
    日帰りのプチ体験のものもあれば、二泊三日で座禅修行という結構ヘビーなものもあり。
    小栗左多里さんの文章も漫画も僕は好きなので、この本自体は楽しく読めた。
    しかし、だからと言って、これっぽっちも僕もやってみたいとは思わなかった。
    (お遍路みたいに旅行気分で楽しくできそうなものは別として)

    正直、僕みたいにやる前から結論が出ている人間には修行なんて何の意味もないのだ。
    「滝に打たれたからってそれで雑念が払われたり、邪気が落ちたりするかよ」と思っているヤツにとって滝なんか、ただ寒くて辛いだけでしかない。
    坊さんなんかハナから馬鹿にしていて、法事のときの「有難いお話」なんか「早く終われ」としか思っていない人間が瞑想だの座禅だのしたところで何かを悟れるはずもない。

    もちろん、それをやろうっていう人を否定するつもりは毛頭ない。
    もっと素直な気持ちで挑みさえすれば、瞑想なんて実は結構いいと思う。
    何十分も何もせずに静かに心落ち着けるなんていう体験は普通の生活の中ではあり得ないことなわけだし。
    そこから何かを見出せる人もいるだろう。
    (僕はたぶん寝ちゃうと思うけど)

    問題なのは、小栗左多里さんも書いているように、それで偉くなっちゃったような勘違いをしたりすることだ。
    僕が坊さんが嫌いなのは、偉そうだからだ。
    こっちはアホみたいに高額な料金を払っているお客様なのに何が悲しくて、あんたの自己満足の説教を聞かなければいけないのかと思う。
    あんなもん、どう考えたって喋っているほうが気持ち良さそうにしているじゃないか。
    小栗左多里さんは、雑念を払うことは「個性を失うこと」だし、心を無にするということは「感情の振れ幅を小さくすること」じゃないかと書いている。
    そして、それは本当に幸せなことなのか、とも。
    小栗さんは修行そのものを否定しているわけじゃないし、逆に言えば、そういうことに気づいたことが修行の成果とも言えるんじゃないかとも思う。
    また、小栗さんが体験した修行は長くても三日とかなので、これを一ヶ月とか一年とか継続的に続けていれば、また違う心境に達することもあるかもしれない。
    だから修行に興味がある人はがんがん行けばいいと思うし、そこで人それぞれの何かを見つければいい。
    僕は行かんけど。

  • 2004年発行の『こんな私も修行したい!精神道入門』を改題した文庫版。

    瞑想、写経、座禅、滝、断食…。
    色々な修行にチャレンジ。
    「もっと幸せになりたい!」という志をもって、修行を開始した小栗さん。
    『英語ができない私をせめないで!』にて、様々な英語学習をされていましたが、本当にチャレンジ精神、探究心というか好奇心というか、旺盛な方だなと。

    夫であるトニーさんとのやりとりを描いた『ダーリンは外国人』は主にコミックでしたが、こちらは文章とコミックが交互に展開されるつくり。
    そんなに堅苦しいものではないので、読みやすいとは思います。
    内容の基本はあくまでも”精神修行”について体験されたレポートです。
    興味がちょっとある…というような方の入門書によいかも。

  • そこそこ興味がありながらも実際に体験は絶対にしないであろう世界を、うまくマンガ化してくれたのはよかった。とても面白い。ただ、文章はそれほどでもないな。もっとマンガの分量を増やした方がよかったかも。

  • 再読。
    友だちが「内観に行って来た」と言うのを聞いて興味を持ち、調べ始めた時に、かつて読んだことを思い出し、引っ張り出してきた。
    瞑想、写経、座禅、滝、断食、お遍路、内観に行った記録。
    読んだ当時(いつごろか記憶にない)は、どれも未体験だったのだが、今は瞑想をちょっとやっている。
    体験ルポとして、興味を引くし、やってみたい感がぐいーんとアップする。

  • 瞑想、座禅、滝行、断食など著者が体験ルポしていきます。

    普通の人目線の修行体験話はなるほどと思う部分もありますが、著者の「思い込み」のような部分がちょっと気になります。

    それでも知らない世界を知ることが出来る体験ルポはなかなか面白かったです。

  • 2015/11/3
    内観か。

  • やってみたいがやらないだろうなあ、と思うことを作者が体験してくれて楽しく読めた。

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著者プロフィール

岐阜県生まれ。漫画家。夫のトニー・ラズロ氏との日常を描いた大ヒットコミックエッセイ「ダーリンは外国人」シリーズ、英語と日本語の不思議や違いを描いた「ダーリンの頭ン中」シリーズ(共にKADOKAWA)の他、「大の字」シリーズ(ヴィレッジブックス)、『ダーリンの東京散歩 歩く世界』(小学館)など、作品多数。翻訳は本書が初めて。

「2020年 『まざっちゃおう!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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