どうもいたしません (幻冬舎文庫 た 14-3)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 98
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344409958

感想・レビュー・書評

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  • 檀ふみのエッセイ集。
    1編3ページくらいと短い上に、笑えるエピソードも多く、気楽に読めた。
    檀さんは理知的で落ち着いたイメージだったが、実はちょっとどんくさい面もあることがわかり、意外だった。

  • 子供の頃にタイトルに惹かれて初めて読んだエッセイ。こんなふうに日常の物事を捉えてたりするんだと思って安心したような拍子ぬけたような記憶がある。美容院でのマッサージとか。大人になったらそんな手口を使ってみるという手段が出てくるんだーって感動した。

  • まだガラケーの時代で懐かしい。一話がたったの三ページしかないのに、まるで四コマ漫画のようにオチがついており、読みやすいエッセイでした。檀ふみさんの人柄と上品さが詰まっており、解説いわく「ちょっと間抜けな檀ふみ」が描かれつつも、ご本人の賢さが文章に滲み出ているように感じました。個人的に好きなのはホテルの話です。当時、お部屋に泊まられたときの様子を想像してフッと笑ってしまいました。

  • 檀ふみさん、清楚な女優さんのイメージだったんだけど、案外毒舌で愚痴っぽいエッセイで親近感。
    1つ3ページ程度なので、時間の合間にすいすい読めちゃう。

  • 沢木耕太郎があとがきを書いていたのが意外だった。

  • 個人的な話だが、地震後から軽い興奮状態が続いており、長い文を続けて読めなくなったので、1つ2ページ半の軽いエッセイでリハビリ。ダンさんのエッセイも3本目ということで愚痴が増えてきたけど、周りに撒き散らすのではなくて、自責や自戒が多く、体験が人並み外れているので面白い。「人が愛するのは、人の「反応」なのだ」など、グサッと来ることも時々。

  • 沢木耕太郎の解説が面白い。
    私もそんなエッセイ集を読んでみたい。
    (この人ならきっとかけそうな気がするんだけどなぁ。)

    ~ 誰だって、他人の「失敗」や「欠点」は面白がるけど、「成功」や「長所」について書かれても振り向いてくれない。しかしそうした自分の肯定的な部分を書いて読者に面白く読んでもらえるようになったら、もう恐いものがないはずなのだ。 ~

  • こちらもいつもどおり清清しい。

  • 思わ噴き出す上質エッセイ!!
    大人な女性なのにドジっぷりが可愛いの。優雅でお育ちが良い上の「ドジ」って何て可愛いんでしょう。

    壇ふみさんは紺野みさこさんと双子さん。そして、壇一雄さんの娘さんなんですね。

    私も可愛い年の取り方をしたいなぁ。。。

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著者プロフィール

女優。「日本の面影」「藏」「花燃ゆ」「山桜」など国内のドラマ、映画に数多く出演する一方で、NHKと英BBC、米KCETとの共同制作ドラマや、オーストラリアでの舞台にも参加。司会を務めた「N響アワー」「新日曜美術館」では、クラシック音楽や美術の楽しさを、「日めくり万葉集」では古典の素晴らしさを伝えてきた。また、エッセイも好評で、『ああ言えばこう食う』(集英社、阿川佐和子氏との共著)はベストセラーとなり、第15回講談社エッセイ賞を受賞している。他に『父の縁側、私の書斎』(新潮社)『檀流きもの巡礼』(世界文化社)など、著書多数。

「2018年 『天皇交代 平成皇室8つの秘話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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