- 本 ・本 (528ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344409989
感想・レビュー・書評
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凄く儚い幻想の物語でした。
青春SFミステリー的な感じですね!
未来から来た女の子は主人公・和希を翻弄していく。。
過去に起こった事の歴史(運命)を書き換える為に。
初めて、和希と萩原さんが出会った所から
仲良くデートしたり、未来から来た理由と
未然に防ぐための行動とかは面白かったです。
※映画化されても、なんらおかしくない設定ではありました。
最後らへんの章で、萩原さんが未来からスリップ時の
メカニズムがマチマチ過ぎて、萩原さん自身が
解説をしてくれますが、結構理解に時間が掛かりました。
(主人公・和希は理解してましたけど笑)
分かりにくいと思うんだよな〜〜。ごちゃごちゃする。
また、犯人クセがすごいぃ!
犯行理由もなんか微妙やし(そんな事で?って感じですw)
しかし、ハッタリをかます所もあって、面白いなとは
思いましたが、、やはり分かりにくさが勝っちゃう。
最後に笹川吉晴さんの解説を読んだ時は
なんか、切なかったです。。。
既に確定している歴史を書き換えるのは、
幻想に過ぎないという部分に。。。
僕も過去に戻れるなら戻りたいっす!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まだまだ積読が溜まってる貫井さんの作品。
前回の『殺人症候群』から間が空き、心に余裕ができたと思われるのでチョイス。
まず最初に感じたのは、全然貫井さんっぽくない。
途中何回もほんとに貫井さんの作品か?と何度もカバー見直しましたw
それでも先が気になりすぎてほぼ一気読み。
あれこれ感想書きたいけど、どれも先入観与えそうなので割愛。
最後はしっかり泣きましたよ。
貫井さんの作品でこんな感情にさせられるとは…w
終わり方がアレなのは貫井さんイズム。
いやー、言いたいけど言えない。
この本が初めての貫井さんだった人は、他の作品でびっくりするんじゃないかと。
これだから才筆がある人は…。
有意義な読書タイムをありがとうございました
この読後感を噛み締めつつ
高畑京一郎さんの『タイム・リープ』って作品を思い出した。
昔読んだラノベなんだけど、すごい好きな作者さんだったなぁ…。
あれから新刊出てないか調べてみよ。
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SFはあんまり…だけどこれはなんとか読めた。ちょっと切ない。
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なかなか面白い展開だけに、もう少しひねりが欲しかった。
4/2/18 -
未来から来た少女。
とある小劇団の端役で、大した高望みもせず、なんとなく日々を過ごす青年と出会う。
そして、ある日、舞台中に起こる殺人事件。
未来と過去を、殺人者の孫として輪廻し続ける少女の葛藤物語。
SF青春小説ではあるが。
貫井氏は社会性がありリアリズムを突き詰め、超絶的なプロットが絡む重厚な印象だったが、本作は...意外だ。新たな一面だ。
諸行無常の一言がぴったり嵌る気がする。
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まだまだ駆け出しの劇団員として役者をやっている和希は、稽古の後の裏口で美少女の祐里と出会う。
謎の多い少女と出会ってから和希は振り回されっぱなし、やがて劇団の根幹を揺るがすような事件まで起きてしまう。
プロローグで「未来から来たという女の子」の話が出てくるので、祐里の謎の多い行動はは未来から来ているからなの?それとも嘘をついているの?と、最後までどきどきしながら読んだ。
ちょっと切ない。 -
スラスラ読めた。和希は、人の話を聞くときに感情移入して自分が同じシチュエーションになったらどんな気持ちになるかをよく考えてる。素敵だと思った
最後難しい、、 -
ヘタ面白くない
SFミステリー タイムスリップ
タイムスリップの説明ホントヘタ。濁してばっかりだし、そんなんで読者は納得しないよ。
主人公のナヨナヨも気持ち悪いしヒロイン生意気だし、トリックもなんだかなぁという感じでした。
エピローグもフワッとしてる。
著者プロフィール
貫井徳郎の作品





