半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 3470
レビュー : 290
  • Amazon.co.jp ・本 (509ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344410008

感想・レビュー・書評

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  • なかなか読み終わらない…

  • 上巻読み終わった!

    経済破綻して何年後かの日本・・・   
    国としての価値が下がりまくり、先進各国から軽く扱われている。

    ホームレス多数。 犯罪増加。

    そして、北朝鮮特殊部隊の福岡制圧。


    ありそうで怖い。


    ハングルの名前やカタカナ表記の日本人の名前がいっぱい出てきますが、軽くスルーしながら読んでも問題ありません。
    気になる時には、始めの方に登場人物別の詳細がありますのでそこをペラペラっとすれば大丈夫。


    次は下巻だ。

  • 登場人物が被る、という前作を読んでいないのだけれど、これは実にユニークな仮想戦争シミュレーションになっている。
    究極の非常事態の最中、国家ってやつがまるっきり当てにならない体たらくだというのは現実を反映し過ぎてて泣けてくるw
    某独裁異常国家の身勝手極まる侵略を阻止するのが、超キケンな“ヤツら”だというクライマックスには、ただ脱帽するしかない♪

  • 登場人物の名前が全然覚えられない!
    でも内容は興味深い。
    政治等々の知識がなさすぎて悔しい…
    あとはグロテスクな描写が多いので、ちょっとううってなります。

    続きが気になりますが、先に軽いやつをひとつふたつ読んでから下巻に進もうかと思います。

  • 龍さんの暴力描写は龍さん節が効いていて、
    相変わらず見えないところをつかまれる感じに一気にひきこまれる。

    他の作品にはなかったなーと思うのが、
    これだけの長編小説だからなのか、
    話の展開、登場人物の多さからなのか、
    言葉と言葉の間にスマートに挟まれる仕掛けがオシャレ。

  • 震災後に書かれた小説かと思ったら数年前のもので、しかも設定が2011年前後であり、今の日本の状況を思うと非常にリアルな設定だった。

    経済発展著しい中国へ世界中の目は移って行き、アメリカも日本を重視しなくなる。そんな中、北朝鮮からの刺客。大変興味を引かれる設定。

    前半はホームレス公園での生活などを中心に進んでいく。
    北朝鮮メンバー目線、日本政府目線、イシハラ軍団(?)目線と複数の目線からの描写もベタだけど、物語に入り込みやすくてよかった。

    北朝鮮のことを非常に細かく書かれており、かつ心情描写もリアルだった。

    下での展開が楽しみ。

  • 村上龍の小説を読んで恐くなるのは

    残虐なシーンを求めてページを捲っている自分に気づいてしまうから。

  • もし本当にこんなことが起きたら、日本の政府は小説のように何もできないのではないかと考えさせられた。

  • もっと早く読んでいればよかった!
    北朝鮮の軍隊が福岡を占拠しにくるという、実際にあってもおかしくない事態をシミュレーションした内容。
    北朝鮮の兵士の描写や国家の内情にリアリティーがあり、対応がその場しのぎの日本政府、2011年(もう過ぎてる!)を予見したかのような国家情勢、犯罪を犯すようなあぶない少年たちのこころのうちと彼らの挑戦等々。
    とにかく、大味じゃなく綿密に練られていて、平和な国ではうそのようなことが、どこまで、リアルさをもちえるか、こういうとき、どんなことが起きるのか、が書かれている小説だと思いました。

  • 経済というものは、正確に分析できていれば近未来の予測が可能な分野なんだ、とあらためて思った次第。それには政治が絡んでくることも多いけれど、ちゃんとアナライズできていれば誤差の範囲内……なのかしら。
    ただ、某国の登場人物も多く、名前を覚えるのが大変でした。
    福岡が某国から襲撃を受けるという設定なので、福岡の人はDOKIDOKIするかも。

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著者プロフィール

1952年長崎県生まれ。76年に『限りなく透明に近いブルー』(第75回芥川賞受賞)でデビュー。2003年には、514の職業を紹介した『13歳のハローワーク』が125万部を超えるベストセラーに。財政破綻した近未来日本を舞台にした『半島を出よ』(05年)では野間文芸賞を受賞。10年には『歌うクジラ』(毎日芸術賞)を電子書籍として刊行。 近著に『55歳からのハローライフ』、『オールドテロリスト』などがある。16年に『日本の伝統行事 Japanese Traditional Events』を刊行。

「2018年 『収録を終えて、こんなことを考えた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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