愛の流刑地〈下〉 (幻冬舎文庫)

著者 : 渡辺淳一
  • 幻冬舎 (2007年8月1日発売)
3.18
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  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344410053

愛の流刑地〈下〉 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 裁判が始まってからは格別に面白くなった。

    愛したが為の死と言うけれど、やはり家族はそうも言えないだろうなぁ、、とモヤモヤ。

    まぁ、物語だから!と割り切りたいのだけど
    形は違えど実際に周りにも、こんなになってしまうまでの愛のカタチが沢山転がっているのだろうな。

    死ぬの反対。不倫反対。

  • タイトルの「愛の流刑地」というのは、なじみのバーのママさんからの手紙に書いてあったことなんだー、と知る。

  • 夫との冷え切った関係に悩む冬香は、菊治とのセックスの中で、オーガズムに至る瞬間に「殺して」と口にするようになり、やがて菊治は彼女の首を絞めて殺害してしまいます。

    警察に電話して自首した菊治に取り調べがおこなわれ、その後裁判が始まります。そんな中、冬香との愛を題材に書いた彼の作品『虚無と熱情』が刊行され、彼の起こした事件のためもあって異例の売れ行きとなりますが、菊治は彼と冬香との愛の形が他の人たちには理解されないことを知り、彼女との思い出の中に埋もれていきます。

    本書のあらすじは知っていたので、「エクスタシーは死に通じる」というテーマを、著者なりの仕方で小説にしたのかと思ったのですが、そのようなつながりは見いだせませんでした。どうしてこういう筋立てにする必要があったのか、けっきょくのところよく分からないままです。菊治が留置場で自慰をする場面にはちょっと意外さを感じましたが、それもけっきょくのところ私小説的な自己の卑小さの露呈には至りません。余計なことかもそれませんが、著者はみずからの信じる性愛を洗練されたものとして示したいというこだわりに囚われてしまっており、そのことがかえって滑稽さを感じさせるのではないかという気がします。もっと泥臭い官能性にまで堕ちきってしまえば、世の読書人たちの中にも、もう少し著者を評価しようという者が現われたのではないかという気もするのですが。

  • 新しい言葉を作ろうとしている印象が強く、作品そのものは面白いのに、なんとも堅苦しい感じのする作品です。
    ある意味背伸びをしすぎている感じがして、馴染み辛いものがあります。
    作品そのものを楽しむには作者が主張しすぎていて、あぁ、今私は小説を読んでいるんだなぁって。
    ある意味サイレント映画のような印象の作品です。活動弁士が作者のね。
    何処と無く重厚な雰囲気の行列に含まれたメールのやり取りはもうある意味滑稽で唇がへの字に曲がりそうになります。
    題材に興味があるのなら自分なりの訳注をつけて読むのにオススメな一冊です。

  • 引っ越しでばたばたしていたのであまり本が読めない日々が続いた。渡辺淳一さんがなくなったので、いままで積ん読だった『愛の流刑地』を読んでみた。はっきり言ってつまらない。好きな人には申し訳ないけれど、下世話なお話というだけで決して崇高な話でも何でもなかった。残念だけど、まあこういう事もあります。

  • 下巻だけでいいや。。

    朝の電車で日経新聞を読むオジサマ達は
    面白かったのかな?

  • 上巻に感想記載

  • H中に首絞めろ、てな相手とやるって萎えないの?という観点から変態には変態がつくのだなと思っちゃう感じ。タイトルの愛が煤けるが、流刑地が続くおかげでその言葉にはなれの果て感があって、これが最初からつけられたタイトルだと考えるだに、すごい。でも私の中では平泉成だから。女は…だんれい。とか??

  • 上下巻とも読み終えた。人妻を殺してしまった後の話もしっかり書かれていた。流石です。渡辺先生の小説に登場する主人公の男に憧れます。

  • あぁ…

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