- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344410169
感想・レビュー・書評
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作者: 牛島 信
出版社/メーカー: 幻冬舎
発売日: 2007/10
経済小説なのかな??
間違えて買ってしまったのかしら。
一言で言うと、品がない。
主人公である大学教授が若い女子大生に手を出しまくって
奥さんに別れを切り出されるところが同情的に描かれている部分なんて
特に意味がわからない。
男性目線の作品なんでしょうね。仕事に対しても、女性に対しても。
とにかく本筋ではない部分に嫌悪感を抱いてしまったので
なにも伝わってきませんでした。
二度と読みませんね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「代表取締役の独断専行を牽制・抑止するのが取締役である」とは知らなかった。ウチの会社の取締役は代表取締役のお追従役。
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一部上場の大企業からの社外取締役の誘い。その会社がワンマン会社で、会社の体裁を取り繕うための社外取締役制。
それに乗って、取締役となる大学助教授が飾りの取締役となるが、クーデターが発生。不祥事への対応のまずさを引き金に起こったクーデターに、それを巻き返す秘策として、社外取締役が社長に。
コーポレートガバナンスとは?
社長となった助教授が今度は足の引っ張り合いの中で、過去を暴かれその座を追い落とされる。
会社を替わるごとにステップアップしたと自負している自分自身が、これから目指していく姿のひとつかもしれない、トップにまつわる、政略や権力抗争の実態を垣間見たような気がする。
ページの関係だろうが、内容がちょっと薄く感じられ、清水一行などに比べると、やや見劣り。 -
社外取締役制度を理解できる。
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全国社外取締役ネットワークの上場企業社外取締役研究会でご一緒している牛島さんが書いた社外取締役をテーマとした有名な小説として、何度も話題に上がっていたので、読んでみた。野中ともよ氏が社外取締役からサンヨーCEOに就任したのが2005年ということを考えると、2004年にこの小説が書かれたのはタイムリーだったことがよくわかる。
だが、自分自身が社外取締役である立場から見るからか、また、書かれてから6年が経過したからか、大学教授が東証一部上場企業の社長になり、叩き上げの元社長やその派閥を退任させるというストーリーは説得力に欠ける気がする。(こうしたことは現実に起こったわけだが)
牛島さんには、社外取締役として企業経営に関わることを真正面から扱うような「社外取締役Ⅱ」を書いてもらいたい。 -
単にその当時流行りだした社外取締役を題材にしただけか。人物の心理描写が乏しくキャラが立っていない。
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20100516
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大学教授→社外取締役
こんな道があるのかと、素直に驚いた。
あと、社外取締役がどんなもんかとわかった。
幻冬舎の出す本はタイトルが上手い・・・というかセコイ笑 -
テーマが面白かった。
ただ、個人的には、あまり話の盛り上がりもなく、ストーリー展開も突然すぎるところが多すぎた気もした。
でも、読みやすいし、各制度のことが身近に感じられるので、こういったシリーズを読んでみるのもいいな。