上と外 上 (幻冬舎文庫 お 7-9)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 3015
感想 : 210
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  • Amazon.co.jp ・本 (447ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344410190

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。色々、深く考えるとそんな都合の良い事があるのかな〜と思うけど、登場人物がそれぞれ強い

  • 映画化されてもいいのではないかと思うぐらい、結果はハッピーエンドと予想はつくもののハラハラドキドキの冒険小説。
    しかしヘリから振り落とされ、南米のジャングルで路頭に迷う子供たちが、小学生と中学生という設定だと途中から知って驚いた。
    もう大学生ぐらいにはなってるんだろうと勝手に想像してたから・・・
    だって二人ともあまりにも冷静で、ジャングルで生き延びる術を冷静に考えて行動するんですよ。小説じゃないとありえないよ。普通の子供はパニックでしょう。
    二人でジャングルをさまよっている間は★五つだったんだけどな~
    地下に造られた遺跡に迷い込み、ニコとかいう男の子の指示のもと、過酷なゲームを強いられる、なーんて非現実的なことになってくるとだんだん話はつまらなくなる。
    地下の国の王はジャガーで、その王に殺されないようにゲームを完結させる。そしてそのゲームに参加するのは同じぐらいの年の子供たち、ニコを含む12名。
    この子供たちは一体どこから?豊富な食料と水(しかもペットボトル)はどうやってジャングルの地下まで運んでるの?
    そんなことにこだわってたら本や映画なんてたちまちのうちにつまらないものになっちゃうよね。・・・・でも最後の最後まで疑問だった。いっそのこと村上春樹の描く世界のように文学的な別世界にしちゃえば違和感なく読めるんだけどな。
    それでも★が四つついたのは、この兄妹がちゃんと親元に帰れるか、最後まで目が離せなかったから。

  • 両親の離婚で別々に暮らす家族が、年に一度集まる旅行。
    旅行先で軍事クーデターに巻き込まれた家族はどうなってしまうのか!
    息もつかせぬ展開を堪能してください。

  • もう次から次へと際限なくふりかかる災難に、涙さえ忘れて貪り読みました。面白かった!

  • 感想はまとめて下巻に。

  • 練はアウトドア強いね
    俺の今の知識でこんなに生き延びれる気はしない。
    とりあえず、下巻へ

  • 冒険譚。エンターテイメント。面白かった。ニコが好き。好きな場面は千鶴子が千華子を見つけて抱き合うとこ。

  • 2011/6/14読了。

  • 読みはじめるまでに時間がかかったものの、読みはじめると面白い。練とチカは小中学生ながら大人びすぎてるし、千鶴子は読んでてイライラするキャラクターなので、あまり自己投影できないけど…。賢パパはかっこよすぎ。

  • 久しぶりに大興奮した本。
    あまりに面白くて大阪一人旅の行きの電車の中で読み終わってしまった(笑)

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著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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