- Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344410237
作品紹介・あらすじ
後頭部の強烈な痛みで目を覚ますと、緊急停止したエレベーターに、ヤクザ、オカマ、自殺願望の女と閉じ込められていた。浮気相手の部屋から出てきたばかりなのに大ピンチ!?しかも、三人には犯罪歴があることまで発覚。精神的に追い詰められた密室で、ついに事件が起こる。意外な黒幕は誰だ?笑いと恐怖に満ちた傑作コメディサスペンス。
感想・レビュー・書評
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物語の流れは面白かった。内容が二転三転して進んでいくので最後まで飽きを感じずによめた。
しかし、描写がかなり薄いように感じた。淡々と進んでしまうので感情移入という段階まで進めずに物語が終わってしまう。心情描写や、個人への焦点があまりないなぁと思ってしまった。
読みやすさという点ではかなり読みやすいと思う反面、深みはあまりかんじられない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
予備知識なく読みました。
何か良く分からないけど・・・で、始まり途中から視点が変わり・・・ はて??
うん?おや?はぁーっと、なりますが最後まで読んで
そーきたかぁ、で終わりました。
結論。賛否あるかも知れませんが、あたしは面白かったです‼︎ -
友達のおすすめで購入。
作者さんは小説家の他にも映画監督、脚本家などもしているとのことです。
だからなのか、どことなく劇っぽいと言うか、場面のイメージもしやすいけど派手というかあんまり合わなかったような感じでした。
読んだのが結構前なので、感想もうろ覚えです。 -
まさかのどんでん返し。
エピローグの後の展開が気になってしまった。 -
どんでん返しがあったけどパンチ力はなかったかなぁ…まずまずの所でしょうか。
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なるほど、短い頁数にギュッとあれやこれやと読者を楽しませるアイディアが詰まっている。
エレベーターに乗り合わせた彼らが閉じ込められる。だがこの連中、何かが変だ。
間合いが程よく、劇でも見ているかのような楽しさとテンポの良さがある。きっちり物語のオチもついて楽しい。 -
第一章を読み終わって、は??と思ったけど、二章を読み始めたら面白くなってきた。仲間内から見たマッキーとカオルのキャラが 真面目面白くて好き。始終コメディタッチで、そのまま終わるのかと思いきや、最後は一気に重くなる。シリアスで終わったのが意外。なんか、舞台の脚本みたいと思っていたら、著者はそういうジャンルの人だったので、納得の作品でした。さらっと読める一冊です。シリーズ化されているようなので他の作品も読んでみたいなと思いました。