- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344410367
感想・レビュー・書評
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これって私が読んでも大丈夫なものかなぁ、と恐る恐る“明るい時間限定”で読み始めました。とりあえず上巻は大丈夫でした。京極堂シリーズに似ていて、キャラクターも理屈が多いところも私は好きです。
さて、肝心の物語の方はまだまだ謎だらけなのですが、事件が霊などの怪奇現象によるものなのか、それとも人が起こした事件なのか、下巻が楽しみです。でも夜には読めない…(苦笑)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2017.12
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読了日2010/11
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とにかく下巻へ!
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最初の方は結構ホラーで、うわっ暗い夜道とか1人で嫌だなぁ、と思ったくらい。霊とかはあまり得意ではないので。でもミステリー解決に話が進んでいくとなかなか止まらなく読み応えがあった。
ただ、結果というか、謎が霊とかだとあまりスッキリする謎解きにもならず、最後のまきべの解説も長々としていて、そこはイマイチだったかな。
とはいえ、面白かったので★4つで。 -
ホラー作家道尾が旅先の白峠村の河原で耳にした声、「レエ、オグロアラダ、ロゴ…」や死者の背中に浮かぶ眼が不気味で超ホラー!
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こちらが道尾さんのデビュー昨だったんですね。
「…きっと連作になっていくんだろな」と感じさせる、個性的なキャラクターがどぎつ過ぎず、とても読みやすいホラー作品でした。
時折登場する珍しい漢字(旧字)は調べながら読み進めたので少しだけ手間取ってしまいました。
※流して読むことも出来るのでしょうが、妙に気になってしまって。
後編もたのしみです^^ -
先日、道尾秀介さんの「背の眼」を読みました。
道尾秀介さんのデビュー作で、ドラマ化もされてるみたいですね。
で、この小説は、ホラーサスペンス大賞の特別賞を受賞した作品なので、もちろん、ホラーでサスペンスなシーンもあるんですが、基本は、主要な登場人物3人を中心に、ほかの登場人物を交えた会話劇で進んでいって(そういったシーンは、普通のトーン)、そんな会話の中に伏線が張ってあって、最終的につながっていくといった作りの小説で、当時は、ミステリー小説の新世代が出てきたって感じの印象だったのかなあと思ったりしました(とはいえ、ミステリー小説、そんなにくわしいわけではないんですが・・・)。 -
上巻を読み終わったところでは、まだ何とも評価が難しいが、今のところはちょっと説明がくどくて、オカルト好きとは言え、少しリズム感が得られない感じ。下巻の展開に期待しよう。