- Amazon.co.jp ・本 (484ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344410497
感想・レビュー・書評
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退職最終日にこれだけのことが起きるかと
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長い、とにかく長い。
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定年退職日に次々と事件や不祥事が暴かれたり、イヤイヤ中々無いだろーって、ツッコミ満載だがとても面白かった。
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惜しい。
定年退職当日の銀行支店長の話。
何事もなく今日を乗り切って、
退職金を満額貰えると思っていたら、
行員がお金を持って失踪したり、
知らない間に融資を実行されてたり、
色んなトラブルが降りかかる。
果たして無事に退職金がゲットできるか…
結構ハチャメチャでコミカルな話だが、
途中までは面白く読めた。
最後が無理やり収束した感じになってしまったのが
ちょっと残念ですね。
シリアス好きには向きませんが、
骨董無形なお話しが好きな人はどうぞ。 -
とっちらかって、まとまります
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預金に目印を付けられるとは。
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江上剛氏が、こんなにも面白い小説を書いていたのは知らなかった。
旧第一勧銀に勤務されたので、銀行マンを描くのはお得意なのかもしれないが、、、
主人公 岩崎千明56歳。
東大卒業後一流企業のひまわり銀行に勤務。
年功序列で、宮仕え26年。
その間に、妻を娶ったが、子供もなしで、太った体に、家事もおろそかな悪妻。
定年退職の日、すんなりと、退職金をもらって、仕事から身を引くことになると思いきや、、、、、
銀行の中の職員の怠慢さ、不合理さ、使い込み、犯罪手前の契約、総会屋、、、1日、てんやわんやの騒動が持ち上がる。
円満退社で、退職金を貰えるはずが、パ~になってしまうかどうか迄、発展していく羽目になる。
そして、自分の銀行が、合併になってしまうのを目のあたりにしてしまうのである。
みんなドタバタを、うまく切り抜け、退職金も口座に入って、これからは、悪妻とも縁を切ることができるとおもったら、、、、、
メールの顔も見えず、やり取りの相手は、、、、
なんと、我妻、悪妻であったが、今一度、二人が、認め合い仲良くなるのである。
これで、本当の「円満退社!」と、思った。
コミック的なんだけど、バブルのつけに、銀行の苦戦に、中小企業の悲しさが、描かれている。
もうバブルの時代を知っている若者が少ないだろうから、一度読んでみてほしいものだと、思った。
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