寿司屋のかみさん寿司縁ばなし (幻冬舎文庫 さ 22-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344410831

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  • すしやのかみさん
    シリーズで知られる佐川さんの (多分)最初の小説集

    もともと 寿司屋のおかみさんとして働きながれ
    エッセイを書くようになり
    それが高じて 小説までかけるようになりました 。

    佐川さんの文章修業の賜物です。

    読みやすくて
    話に 屈曲点があり
    寿司にまつわる豆知識もちりばめられていて

    そして 基本は信頼関係で結ばれている小さな商店街での
    人間模様を描いています。

    サザエさんが 小説になったような 安心感につつまれています。

    息抜きにはぴったりの本。

  • 温かい本

  • 寿司屋のおかみさんのフィクション。本物の寿司屋のおかみさんが、寿司屋をめぐる食べ物がつなぐ縁のお話で、途中途中で、料理のレシピが出てきます。
    お話自体はとても人情味にあふれた、ほっこり話。
    同業者同士でも、おおらかにこんな交流があるんだとおもわせられるエピソード。
    読んでいて癒されました。

  • 東京下町の江戸前寿司のおかみさんと、その周りの人たち。ちょっとした騒動が起きて、その縁で人の輪が広がっていく。
    ほのぼのとした人情話。癒されるぅ。

    本物の寿司屋のおかみさんが書いた本なので、寿司の描写などは秀逸。ちょっとした豆知識なんかもちりばめられていて、読んでたら絶対寿司を食べたくなっちゃう。それもカウンターでね。

    自分に自身を持って、真面目に生きていたら、悪い人間は近寄ってこんのだろうなあとも思います。

    心がガサガサしている人はご一読を。

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著者プロフィール

東京都生まれ。エッセイスト、児童文学作家。『寿司屋の小太郎』(ポプラ社)で椋鳩十児童文学賞を受賞。児童書の作品に「ゆうれい回転ずし」シリーズ、『にっこりおすしとわさびくん』『ばけねこキッチン』『ハッピィ・フレンズ』(以上、講談社)など多数。『寿司屋のかみさん うちあけ話』(講談社)をはじめとするエッセイ「寿司屋のかみさん」シリーズは10作を超える。東京・東中野の「名登利寿司」の女将でもある。

「2023年 『晴さんのにぎりずし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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