ないものねだり (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 462
感想 : 57
  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344410886

作品紹介・あらすじ

どんなに格好悪くても、健康管理のための「赤い腹巻き」と朝晩二回の「鼻うがい」は欠かさない。そんな女優も、撮影現場では子供に「オバサン」呼ばわりされ、ファンに愛の証とばかり、牛に「ナカタニミキ」の名をつけられる始末…。刑事に詐欺師、娼婦にエルメス、とさまざまな人生に身を任す女優の台本のない日常を綴った赤裸々エッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • ■書名

    書名:ないものねだり
    著者:中谷 美紀

    ■概要

    どんなに格好悪くても、健康管理のための「赤い腹巻き」と朝晩二
    回の「鼻うがい」は欠かさない。そんな女優も、撮影現場では子供
    に「オバサン」呼ばわりされ、ファンに愛の証とばかり、牛に「ナ
    カタニミキ」の名をつけられる始末…。刑事に詐欺師、娼婦にエル
    メス、とさまざまな人生に身を任す女優の台本のない日常を綴った
    赤裸々エッセイ集。
    (From amazon)

    ■感想

    特に読もうと思っていたわけでは無く、機会があって読んだ本です。
    中谷美紀さんって綺麗な方ですが、そこまで興味があったわけでは
    無かったです。
    この本を読んでの印象は、「結構さっぱりした性格なんだけど、周りの
    目は気にする方なんだな~」です。
    また、文章を自分でしっかり書いているのだとすれば、文才がある
    ように思います。
    読みやすく、毎回しっかり話の内容がまとめられています。
    少し、食べ物ネタが多いのが気になりますが・・・
    (本人もネタが無い時は食べ物と言っていますが・・・)

    もともと雑誌に連載されていた内容をまとめているので、特に肩肘
    はって読まなくても読めて、楽しめる本です。

    女優として役にしっかり向き合っている姿は好印象でした。


    どうでもいいことですが、この人と柴崎コウは似ていると思うの
    ですが、あまり周りの共感は得られませんでした・・・
    (本の中でもこのエピソードがちらっと出てきましたが、やはり
    あまりしっかり観てない人が、この二人を間違えるようです・・・・)

    ■自分がこの作品のPOPを作るとしたら?(最大5行)

    読みやすいのが特徴なエッセイ。
    中谷美紀という人が少しわかります。
    気軽に読める良い本です。

    ■気になった点

    ・知らないから習うのだから出来なくて当たり前。

  •  1976年生まれ、女優の中谷美紀さん「ないものねだり」(2008.2発行)、約1年半「アンアン」に掲載されたエッセイをまとめたものだそうです。小気味よく、楽しく読了しました。仕事柄もあるでしょうけど、健康に関する意識の高さ、大拍手です。朝晩2回の鼻うがいと就寝時は赤いシルクの腹巻。足裏健康法を始めて10年。尻の筋肉と丹田を同時に引き締め骨盤を立てる・・・。鵡川のししゃも、北見の山わさびの醤油漬け、絶品のお取り寄せだそうです(^-^) 

  • この間偶然見かけたテレビでの対談で、中谷美紀が「私には元々何もないからこそ、演じるのだと思う。伝えなくてはいけない言葉と感情を、私の身体を通して伝えているだけ」というような内容を言っていて、この人は、謙遜ではなく本気で自分は「何もない」と思っていそうだなと思った。
    また、中谷美紀ではないけれど、違う女優さんが自分のことを表す言葉に「慎重で大胆、繊細で鈍感」を選んでいたように、彼女もまたひとつの言葉では表せない。
    透明感のある演技の裏に、思わず電車の中で吹き出しそうになる文章を書く力もあり、素晴らしい集中力で役を引き寄せ、役に近付いたかと思えば、自信のことを「ひねまがった根性」の持ち主だという。
    女優業のなんたるかが垣間見えるのはもちろんのこと、女優という人間の持つ業の深さもちらりと見え隠れする。魅力的でありながらどこか冷たく、感情に寄り添う側面と、それから容赦なく離れて行く側面もあり、女優というのは「なりたい」と思って努力してなるものではないのだなと痛感したりもする。
    つい最近読んだ某モデルさんのエッセイと比べてしまってはあまりにあまりなのかもしれないけれど、文才というのもまた、「得よう!」と思って得られるものではないのかもしれない。
    兎にも角にも、天から二物も三物も与えられてしまった彼女にの死角はどこなのか。考えても考えても思いつかない。おそるべし、中谷美紀。

  • 美しさが文章からにじみ出ている。
    そして、たくさんの言葉を知ることは、たくさんの表現ができるということ。

  • 20代後半に『anan』で連載されていたコラムです。

    文章がうまくてビックリです。

    内容はグルメやヨガなどの健康法に関するものが多く、若い頃から色々と気を遣っていたことが伺えます。

    この頃に習い始めた茶道の話も興味深いです。

  • 頭が良くて自分に正直な人、という印象を受けた。
    無理に飾らず自分の言葉で綴られた文章はとても綺麗で読みやすい。
    当たり前だけれど、凛とした女優の彼女も人間なんだと再確認した。

  • 中谷美紀さんが20代後半に書いたエッセイ。
    美人だなぁ、女らしいなぁと思っていたけど、
    外見だけじゃなく中身も学んでて努力してる人なんだなと尊敬した。
    韓国語のお芝居なら韓国語みっちり学びに行ったり、女性らしさをもっと出すべくお茶やったり、その他諸々。付け焼刃ではないんだなと知った。

  • 女優中谷美紀さんのエッセイ集。すらすらと読めて子気味がいい。時間がない人にもオススメ。

  • 2017.9読了

  • 20代後半の頃の中谷美紀さんのエッセイ集。
    画面で見る中谷さんのイメージは綺麗、隙がない、透明感、という印象が強かったが、男らしく、また面倒くさがりな面もあり、人間味溢れる内容になっていた。
    エッセイの中で取り上げられる話題も目の付け所が良く、また落ちもあり、綺麗な文体からも彼女の頭の良さを感じさせた。
    お取り寄せグルメや馴染みのお店の口伝レシピはぜひ味わってみたいと思うものばかりだった。

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著者プロフィール

一九七六年東京都生まれ。女優。数々の映画、ドラマ、CMなどに出演。初舞台『猟銃』では、第四十六回紀伊國屋演劇賞個人賞などを受賞。二作目の舞台『ロスト・イン・ヨンカーズ』では、第二十一回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞。絵本、エッセイ集、旅行記の刊行など、その活動は多岐にわたる。著者にベストセラーとなった『インド旅行記1~4』『女心と秋の空』(すべて幻冬舎文庫)などがある。

「2021年 『オーストリア滞在記 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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