緋色のメス〈上〉 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 149
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344411029

感想・レビュー・書評

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  • 昔の不倫相手の医者に乳癌の手術を頼む現役の看護婦が主人公。

    実はその子供を生み、もちろん夫には隠して育てているが、何故その医者なのか勘繰られ事実が暴かれるが、その頃には癌が身体のあちこちに転移し、家族は追及したりはしない。

    平成6年から連載された物を出版とあるが、時期を遡ったものではなく、主婦が携帯を普通に持っているらしく書いてあるので、現代劇と思う。

    その割に主人公達の持つ感情が時代にあっていなく感じた。

    その感情がいちいち括弧書きになっているのが、妙に読み難かった

  • いまいち

  • これは医療の物語というより不倫物?
    乳がんになった看護師の志津はかつて愛し合った外科医の佐倉に執刀を依頼。

  • 登場人物の言動に最後まで疑問符が付きまとう珍しい作品。

  • 乳房再建については興味深いですが、あとはつまらないというか、くだらないです。
    ヒロインの志がの20年も前に不倫していた医師に未練がましく言いよったり、当時人妻でありながら不倫相手の子供を意図的に身ごもったりと、とても共感できません。彼女のセリフにいらいらしました。

  • 時代設定がやや昔なので、全てが今と同じというわけではないだろうが、根本的な医療は何十年も前から同じなんだろうなと思わせる。

  • 孤高のメスを期待して読むとちょっと裏切られるかも。医療小説というよりは、いわゆる医師と前の病院で働いていた看護師の恋愛小説。

  • /?day=20090413

  • 家族愛、公にはできない愛、兄弟愛etc...さまざまな愛の形が主人公の乳癌の進行、経過に絡んで出てきます。
    でもストーリーはちょっと退屈&イマイチでした。
    現役外科のドクターが書いているということもあり乳癌患者さんを取り巻く状況が客観的に把握できたという意味では勉強になった一冊です。

  • 仙台の公立病院に勤める看護婦が乳ガンになって、その手術を、家族の反対を押し切って、秋田の鄙びた炭鉱町が経営する小さな病院に依頼する。そこで勤務する天才外科医は、20年前の不義の恋人だった。。。

    乳ガン手術では通常、乳房をごっそりえぐり取ってしまうが、本書で実施されるのは、除去と同時に背中の広背筋皮弁を移植して、胸のふくらみを失わない手術。
    前作「孤高のメス」の印象が強く残っていたので、こういう患者さんの為の新しい手術法がテーマなのかなぁ、という思い込みもありましたけど、どうも違うようです。

    オビには、不滅の愛を描いた書であるかの売り文句で、巻末に、2002年に刊行された時点のタイトルは、「わが愛はやまず 罪なき者、石をもて・・・」であったとありました。が、、、本上巻だけの印象ですが、これまた、どうにもしっくり来ません。

    物語の舞台になる仙台と秋田ですが、文中、仙台から見ると秋田はずいぶん僻地ということになるんだそうですが、こちら(東海地方)から見ると、どちらも同じようなものでしかありません。これも僻地というか、地方間の格差問題なんでしょうか。。。

    それにしても、つい最近(1週間前)、十和田湖へ立ち寄ったばかりなので、そのあたりの情況描写が目に浮かぶようで、、、得した感はありました。


    (2008/6/19)

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プロフィール

大鐘 稔彦
(*読みは医学関係で「おおがね としひこ」、文学関係で「おおがね なるひこ」と使い分けている)
1943年生まれの医師・作家。作家・原作者として高山 路爛(たかやま ろらん)名義を使い分けている。愛知県名古屋市出身。兵庫県南あわじ市立阿那賀診療所長。
1968年京都大学医学部卒業。京大医学部の関連病院を経て、埼玉県上尾市の民間病院の院長に就任。その傍ら、「日本の医療を考える会」を発起。
医療漫画『メスよ輝け!!』の原作者でもあり、「メスよ輝け!!」の連載終了後も幾つかの医療漫画の原作を担当している。 大鐘稔彦名義の代表作は『孤高のメス』シリーズで、滝沢秀明主演で2019年WOWOWでドラマ化される。

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