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本 ・本 (292ページ) / ISBN・EAN: 9784344411029
感想・レビュー・書評
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大鐘稔彦氏と言えば外科医・当麻鉄彦の『孤高のメス』は良かった。本作にも外科医が登場するが、医療モノと言うより恋愛モノ、いや恋愛よりもドロドロした愛憎劇である。渡辺淳一氏の作品のよう。緋色とはわが国では高貴な色だが、英国では不貞を働いた罰で服につけられるAの文字が緋色なのだそうだ。
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宮城県の公立病院に勤める看護師・中条志津は、47歳の春、乳がんの宣告を受ける。彼女が治療先に選んだのは、秋田の鄙びた炭鉱町が経営する小さな病院だった。執刀を依頼したのは、この病院に勤務する外科医・佐倉周平。かつての人妻の身ながら激しく愛した相手だった。20年ぶりの再会を果たした二人は、運命の歯車が再び動き出すのを感じた。
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感想は下巻で
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ただ、ただ不倫を楽しませてもらって、かっこいい世界に酔わせてもらいました。それがこの本の価値です。
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いまいち
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これは医療の物語というより不倫物?
乳がんになった看護師の志津はかつて愛し合った外科医の佐倉に執刀を依頼。 -
登場人物の言動に最後まで疑問符が付きまとう珍しい作品。
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乳房再建については興味深いですが、あとはつまらないというか、くだらないです。
ヒロインの志がの20年も前に不倫していた医師に未練がましく言いよったり、当時人妻でありながら不倫相手の子供を意図的に身ごもったりと、とても共感できません。彼女のセリフにいらいらしました。
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大鐘稔彦の作品





