悪夢の観覧車 (幻冬舎文庫 き 21-2)

著者 :
  • 幻冬舎
3.90
  • (217)
  • (262)
  • (223)
  • (28)
  • (3)
本棚登録 : 1930
感想 : 219
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344411296

作品紹介・あらすじ

ゴールデンウィークの行楽地で、手品が趣味のチンピラ・大二郎が、大観覧車をジャックした。スイッチひとつで、観覧車を爆破するという。目的は、ワケありの美人医師・ニーナの身代金6億円。警察に声明文まで発表した、白昼堂々の公開誘拐だ。死角ゼロの観覧車上で、そんな大金の受け渡しは成功するのか!?謎が謎を呼ぶ、傑作サスペンス。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 個々の事情がよく繋がっており、これまで同様にスピード感もある。 切なさもある。

  • バラバラのパズルの断片のようなエピソードが、次第にそれぞれ関係を持ち始めて、1つの大きなストーリーにつながっていく構造が見事。最後の1行まで全く飽きない。痛快な作品。

  • 誘拐事件が遊園地で発生!犯人は人質と共に観覧車に立て篭もり、身代金6億円を要求!
    でも、犯人の狙いは実は身代金ではなく・・・。

    笑いあり、悲しみあり、感動ありの物語。とても面白いので読んで損なし。

  • おもしろかった~♪
    サクサク読める、軽い小説☆
    キャラクターがすごく魅力的で、感情移入出来て好き❤
    笑えるし、ジーンとする所もありで、良かった❤
    上手くいきすぎな所はあるけど、全然問題なし☆
    赤松兄弟が死んじゃうのは結構ショックだったな・・・
    一番ビックリしたのは朝子❤
    カッコ良すぎ❤
    10

  • 展開がスピーディーで面白い。
    最後の観覧車のシーンはちょっと感動した。
    悪夢シリーズはいくつかあるが、「観覧車」と「エレベーター」が特に好きだった。

  • ハラハラドキドキ。一日で一気に読み終わった。軽い口調と、クスクス笑える所。サスペンスなのに、なぜかあったかい気持ちになる本。

  • 3つの視点でそれぞれ語りあって、最後は一つになる。という物語で。直二郎が復讐を果たすために、医者の真を、苦しめ殺す手立てを考えると言う内容です。
    コミカルで、状況描写が多く、面白かった。

  • 面白かった!作品によっては、考えさられたり、感動したり、なんかスッキリした最後でなかったり‥ってあるけど、この作品は楽しくてラストも良かった。

  • ご都合主義はあるけどサクサク読めてスッキリする何度か読みたくなる作品!

  • コメディークライムノベルとでも言いましょうか。。。

    お話は、大阪天保山にある観覧車が爆弾を抱えたヤクザ者に乗っ取られ、人質は60機のゴンドラに乗る乗客。
    身代金は6億円。
    身の代金の受け渡しは?犯人はどうやって逃げるのか?

    全然シビアなプロットはありませんが登場人物のキャラが立っていて面白い。
    荒唐無稽、ご都合主義のお話ですがコメディーですから問題なし。

    著者はコメディー劇団を主宰し脚本も手がけるそうなのでその延長線での感覚で読めば納得です。

全219件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

一九七四年大阪府出身。作家。劇団「渋谷ニコルソンズ」主宰。主な著書に『悪夢のエレベーター』『悪夢の観覧車』などの「悪夢」シリーズをはじめ、『アヒルキラー』『裏切りのステーキハウス』など。『悪夢のドライブ』『サンブンノイチ』『鈴木ごっこ』他、映像化作品多数。『ロックンロール・ストリップ』映画化の際は、自ら監督も務める。「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系列)では自身初の特撮作品メインライターに抜擢された。

「2022年 『オーシティ 負け犬探偵 羽田誠の憂鬱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

木下半太の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×