- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344411487
感想・レビュー・書評
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#読了 2022.4.13
2015年出版。解説の清水ミチコさんの言葉もすごくいい。ほんと夫婦のような2人。お互いのことを手放しで大好きと思ってるわけでもなく、なんでも話すわけでもない。仲が悪い時期もある。でも2人でいると支え合える関係。口では「あいつはほんとに」とか言うけど、どっかで「あいつは私のこと分かってる」って甘えてるような。結局必要としてしまうような。それを決して美化せずに、むしろ「美化するなよ!そーゆーとこ嫌いなんだよ!」とか言うタイプのお2人。飾らない関係性がストンと入ってくる。
オアシズとして数年は活動してない時期もあったみたいで、芸歴を見ても不思議なコンビ。本書の著者を「オアシズ」としてないところもいい。
たくさん考え、たくさん感じ、誰しも完璧じゃなくて一生懸命。2人とも好きだなぁ。
◆内容紹介◆
女同士の友情は、たっぷりの皮肉と見えない愛でできている。幼なじみで、相方で、かつては恋敵だった女芸人ふたり。その関係は複雑で辛辣だ。ホルモンバランスの崩れを嘆きながら、婚前旅行への憧れを告白。男が欲しいと叫ぶ一方、ゲイ友達との仮想家族構想を語る。嫌いなはずなのに、話さずにはいられない。笑えて切ないセキララ往復エッセイ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何度も噴出してしまう。
特に大久保さんの文章はツボでした。この人、文才があるんじゃないかと
思います。楽しくサラッと読めます。
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大久保さんがブレイクする前の本のようです。
二人共常識人のオアシズらしく、文章もちゃんとしていて
それでいてクスッとできて、のんびり
まったりした往復書簡風のエッセイです。
女同士だといろいろあると思うのですが
すっかり熟年夫婦のような空気感になっているような
それでいてやはり女同士のトゲが潜んでいるような
絶妙なバランスが見て取れて、ある意味尊敬します。
読後にはほぼ何も残らないのですが
大久保さんが大ブレイクしていろいろと立ち位置が
変わったであろう今の状況でのエッセイも
読んでみたいですね。 -
死体ばっかり出てくる本を読んだり、友達に彼氏奪われたり…って、私どんだけ光浦さんとキャラかぶってるん( ^ω^ )怖い←
というわけで、文芸部顧問・M堂さんオススメの、オアシズ大久保さんと光浦さんの往復書簡です。
いや〜、イケてない女子には「わかるわかる〜!」と共感しまくりなテーマが満載で、外で読んでる時はニヤニヤしてる顔隠すのに苦労しましたわ(笑)。
イケてる女子の皆様には卑屈に思われるかもな〜と思うくらい、ぶっちゃけております。毒を吐いております。
光浦さんの恨めしげなメッセージをアッサリといなす大久保さんの、強かなんだが何も考えてないんだか分からないところが面白い(笑)。
片や、私頑張ってますアピールに勤しむ大久保さんに、イラっとしてる光浦さんも面白い(笑)。
お互いへの不満をぶつけ合ったり、将来への不安を吐露する姿に、女という生き物の暗部を痛感しながらも、女と芸人の狭間で葛藤する2人を応援したくなる作品です( ^ω^ )
あと、意外に大久保さんの文章が面白かったなあ。笑いのツボを的確に突かれたわ(笑)。彼女のお笑いのスタイルそのままな文ですね。
でも、光浦さんの生真面目で自嘲たっぷりな文章も嫌いじゃないし、何かすごい親近感湧きましたわ( ^ω^ )しかし、光浦さんはオカマ友達と仲良すぎだろ(笑) -
芸人オアシズの光浦靖子と大久保佳代子のやりとりをエッセイとして本にしたもの。
面白いし一気に読んでしまうけれど人に勧めたりするほどではない。
ちょっとした時間を埋めるのになんとなく読むような本。 -
大久保佳代子と光浦靖子が手紙のやり取りをするという内容の本。
お互い、悩みとか近況報告などをしあう中にクスッと笑えることがある -
最高! 自分がオアシズ好きやからかも知れませんが最高でした。 光浦&大久保さんの往復書簡。テレビの影響やと思うけど、自分は光浦は呼び捨てで大久保さんには「さん」を付けてしまう。 声を荒げる訳でもなく、お互いに(大久保さんだけ?)皮肉を交えた遣り取りに笑ってしまう。爆笑ではなくプッと噴出すオモロさ。
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幼馴染の顔が浮かびます。
二人の距離感がいいです。 -
結構このふたり好き。
著者プロフィール
光浦靖子の作品





