- Amazon.co.jp ・本 (506ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344411555
感想・レビュー・書評
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完成度の高いストーリーだった。
ただ、主人公があんなミスをするか、最後まで秘密にするものなのか、が引っかかった。
気が強くプライドの高い女が起こす事件。
後半はページをめくる手が止まらなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
二転三転。最後まで油断できない作品だった。
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借りて読みました。
以前テレビでドラマ化されていたのを先に見てはいましたが、テンポ良く書かれていて読みごたえがありました。
女性の怖さを痛感する作品。
が、主人公の恭子ほど完璧(?)であると、憧れる気持ちが僅かながらにも生じ、自分が女であると、いやがおうでも実感します。
再読はありませんが、満足度は高め。 -
人公の激情と「影の女」への復讐心がうまく描かれている。流れに無理がなく、読みやすく面白い作品。
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ミステリ その奥にあるドラマはない
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夫の不倫相手から電話で妊娠を伝えられ、彼女を毒殺する専業主婦で不妊症の恭子と、ベテラン刑事の戸田の攻防。自分の殺した相手は本当に愛人だったのか、嵌められたのではないかと疑心暗鬼になる恭子や事件を追う戸田にそれぞれ寄り添って読み進めたけれど、最終的に冗長なややこしさを感じてあまりすっきり出来なかった。
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不安にかられる女、地道な捜査で女を追いつめていく警察、事件の裏に潜む真実。
かなり長いので途中で少しダレましたが、これぞ心理サスペンスといった感じでした。 -
子供はいないが、専業主婦として悠々自適な生活を送っていた瀬野恭子の日常は、ある日一変する。夫・隆之の愛人を名乗る関口真弓という女から、隆之の子供ができたと電話がかかってきたのだ。恭子は夫の部屋から見慣れない鍵を持ち出し、害虫駆除のための猛毒を持って彼女の部屋へと向かう。
犯行を行う恭子目線の倒叙ものでありながら、のちのちつじつまの合わないことがたくさん出てきて、あれ、もしかしてこれは嵌められている被害者の側なのか?と先の展開が気になりどんどん読み進む。実際にいたら嫌な女なのだろうけど…どこか憎めないなぁこの高貴で孤独な女・恭子。