パコと魔法の絵本 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 966
レビュー : 185
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344411616

感想・レビュー・書評

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  • 積読の中から。
    自分以外の人間は弱くて生きている価値もないと思って生きてきた頑固じじいが、ある少女との出会いで変わっていくお話。
    いい話ではあったけれど、あまりにも出来過ぎで…純粋な気持ちで読めなかった。この歳までひねくれて生きてきたじじいが、そんなすぐに改心するかいな~(笑)
    でも、これ子供が読むには良いかもです!

  • 後藤ひろひと作の舞台脚本を元に再構成した物語。舞台版と映画版はTVで視聴済だけれど改めて良いお話だった。ちっちゃくて弱っちい登場人物たちが温かくて優しくて凄く魅力的。子供騙しみたいな作中の素人芝居までとても温かみがあって素敵。作中作のガマ王子対ザリガニ魔人の絵本も真っ直ぐ胸に届いてじんとしてすき。

  •  とある病院に入院しているキャラの濃い患者たち。わがままな会社の会長、暴力団の組員、おかま、消防車にひかれた消防士、売れなくなった子役あがりの俳優など、ややありがち。そして、一晩眠ると記憶をなくしてしまう少女、パコ。

     少女が大事に持っていた絵本を、心を入れかえた会社の会長が中心となり芝居にしようと大奮闘。しかし、会長は心臓が悪く、芝居の主人公も、芝居の最後には死んでしまう。せっかくやさしくなった会長も・・・?

     読み進めながら、どうも演劇っぽさが鼻につく。例えば、電話で順平のことを話している暴力団の組員。服役している子分の順平が脱獄した話のように聞こえるが、実は、大事にしていたサルの順平のことだという。しかも、本人はサルの順平に撃たれて入院しているというバカな話。

     これなど、演劇特有のオーバーアクションで見せられれば大笑いの場面だと思うが、文庫本で冷静に読まされると、妙に白けてしまう。まあ、これは私だけかもしれない。そんなことを思いながら最後まで読んだら、「この作品は、脚本を元に再構成したものです。」という但し書きが最後にあった。

     パコを中心に繰り広げられる人間くさいドラマたち。そして、どんでん返しを繰り返しながら進むストーリー。本でも楽しめることは楽しめますが、やはり舞台で観てみたい作品だと思いました。

  • 映画を見て大好きで大感動して、友人に話したら、原作の方がいいよと言って貸してくれました。

    まず、先に映画を見てたので、頭の中は映画のまんまで本のページも進行していきました。この世界観そのまんま表現した監督さんはすごい!

    そして、本ならではの表現や言葉が大切に書かれていて、もうキラキラしまくり。
    そしてそして、感動しまくりで、きっちり泣けました。

    この世界観、優しさでいっぱいの物語、大好きだなぁ。

  • 「プリズムの夏」の作家さんがノベライズしてるのか、へー。という感じ。

    映画が、映像ならではの華やかさというか原色派手派手のパーっとした雰囲気に彩られていた印象が強かったので、ノベライズのほうは比較的淡々とつづられているなあという印象。
    作家さんの文章力は感じるけど、もうちょっとはっちゃけたテイストを出しても良かったのかなー。なんて。

  • 大人用の絵本といった印象。
    正直、できすぎのお話だが、
    絵本と思ったら読める。

  • 最後に号泣した。

  • 関口尚さん。初読み。
    タイトルと表紙の絵に惹かれて手に。

    記憶が一日しかもたない病気の女の子 パコ と、世界一幸福な絵本の物語。

    これは・・・参った・・・。
    電車で読んではダメだ。
    ずっと泣くのをこらえて読むことになるから。

    「ヤブ医者が涙の止め方を教えてくれたよ。涙はな、いっぱい泣いたら止まるってな」

    だ・か・ら、電車じゃ泣けないよ~(笑)

    ほんといいお話し。
    最近泣けてない人、お勧めいたします。
    ただ、くれぐれも電車では読まないよう注意が必要です(笑)

    • 九月猫さん
      kumi110さん、こんばんは♪

      「たそがれ堂」にコメントありがとうございました♪
      そちらにもお返事しております。

      「パコと魔...
      kumi110さん、こんばんは♪

      「たそがれ堂」にコメントありがとうございました♪
      そちらにもお返事しております。

      「パコと魔法の絵本」大好きです!
      このノベライズは読んでいないのですけれど、
      舞台と映画は観ました。
      おとぎ話仕立てだし、全体を包む世界感は優しいのに
      こんなに泣かせるなんて~っ!って感じですよね(≧д≦)

      kumi110さんのレビューを読ませていただくと、
      ノベライズのほうもちゃんと同じ世界観のようなので、
      読んでみたいと思いました。
      ステキなレビュー、ありがとうございます♪
      2013/07/28
  • どーしようもなく落ち込んだ時でも観終わった後、明日はがんばろう、と思える作品。
    どんなに過去どーしようもない人間だったとしても、こんなにも純粋でこんなにも一生懸命になれるのだ。

  • ファンタジーはあまり興味がなくほとんど読まないけど、これはファンタジーっぽいテイストだからこそできる、まどろっこしさや説教くささなく単純で大切なことをフワッと感じさせてくれる話で、好きでした。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「単純で大切なことをフワッと感じさせてくれる」
      うん、そんな感じですね(私はファンタジー好き)
      「単純で大切なことをフワッと感じさせてくれる」
      うん、そんな感じですね(私はファンタジー好き)
      2012/11/21
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著者プロフィール

1972年栃木県生まれ。茨城大学大学院人文科学研究科修了。映画館の映写室でアルバイトをしながら小説を執筆し、2002年『プリズムの夏』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。07年には『空をつかむまで』で坪田譲治文学賞を受賞。他の著書に『ブックのいた街』、『はとの神様』、『ナツイロ』、『シグナル』、『潮風に流れる歌』などがある。

「2018年 『サニー・シックスティーン・ルール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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