合併人事―二十九歳の憂鬱 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 202
レビュー : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344411647

感想・レビュー・書評

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  • 合併した銀行で働く29歳女性の視点が中心の本作。
    結局、男性は派閥と人事権を争うだけなの?!物足りなかったね。
    冒頭のダイビングのシーンは、最高だったけど。

  • 最初のほう、主人公の女性の言動に対し、この人が実際におったら絶対気が合わへんわ―と思ってしまい、若干の嫌悪感さえ覚えたのですが、会社における女性の立場、男性の闘争意識に対するあきれなど、(私はまぁまだ学生なのだけれども)現実的で共感できました。

    ただ、部長に機密情報を流したのは、この主人公なのでは?
    主人公は言った覚えがないと言っているけれども。
    そこをばらしたことに関しては、この主人公は悪いのでは?
    男性同士の地位争いに対して呆れてるけど、
    だからって投げやりすぎるよね。

    でも、課長が失踪したあたりから、(展開が多少は予測できたけれども)ハラハラしながら読みました。

  • うーん、タイトルと中身が若干違いませんか???

    合併人事のタイヘンさ、不条理さは分かるのですが、どちらかというと、女性主人公の葛藤、というかイライラというかがよく描かれていて。
    モチロン、そのターゲットはくだらない権力闘争(?)の男性銀行員なんですが、、、

    部長に惹かれながら、でもその一方で仕事臭いのがいやだ、とかちょっと中途半端かなあ、と。

    でも、ところどころ、「こういう会社あるー」と思うので、どこかでは共感しているのでしょう。。。

  • 言い回しが冗長過ぎて、途中で読むのをやめた。
    経済小説かと思ったけど、その要素あんまりなかった。

  • 谷川課長がいなくなるまでは結構面白い感じだったのに、後半は腹立たしいほどつまらなかった。残念。

  • 組織の持ってる性格って、万国共通なんだろうか。

    社内でも課や部同士の合体ですら
    交じり合うのには時間がかかるのに、
    ましてや会社となれば相当いろんな思惑がからみあう。

    国と国ならどうだろう。
    民族同士の紛争も同じことなのかな。

    傍から見ればしょうもないことでも、
    組織の中に入ると全く違う理屈が優先させる。

    「合併人事」ではそのコントラストを
    29歳の女性の目であらわにしてくれる。

    甘い!と思えば甘い考えかもしれないけど、
    客観的な目で組織を見た途端、
    しょうもねーと思えてしまうのも確かだろうね。

    実感を持って読めました。

  • 主人公と同年代なためつい手にとりました。

    同世代であれば男女問わず共感できる部分があります。

    仕事に行き詰ったらまた読みたい本ですが、もうちょっとビジネス寄りの方がすっきりしたかな。

  • 【No.60】「距離感はたえず変化する。愛している人なら、距離は近くなり心が弾む。ところが愛が冷めると、途端にその近さが苦痛になってくる。離れたいという思いが強くなる」「いっぱい恋をして、別れて、泣いて。人が生きるのは悲しいことの方が多い。だけど時々嬉しいことがある。それだけでいい。その嬉しいことを記憶していく。そうして人生は続いていく」「人にはいろいろな面があるから、一瞬だって立ち止まっていることはない。絶えず変化している」「幸せとは、見つめてくれる人がいること」「30歳を過ぎると、よほど自覚していないと、ずるずると人生を流してしまいそう」「しょうがない女である自分を好きになろうと思った。認めようという気がした。何かを求めて無理にあがいていた今までの自分が、本当の自分」

  • すみません… 画像登録してそのままにしてました…


    合併してできたミズナミ銀行に勤める日未子は三十歳を前に揺れていた。
    仕事も恋も中途半端。一方、行内で男たちが不毛な権力闘争を繰り広げていた。
    ポストを巡る足の引っ張り合い、部下の手柄の横取り、パワハラ…。そんな中、ついに悲劇が起こる…

    リアル企業小説らしいですが
    ほんとにこんな会社多いのかしら…?
    かなりドロドロです

    うちの会社じゃなくて良かった~
    と思えるお話でした…(笑)

  • ちょっと物足りないかなぁ〜

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著者プロフィール

江上 剛(えがみ ごう)
1954年、兵庫県生まれの作家、コメンテーター、実業家。本名、小畠晴喜(こはた はるき)。元日本振興銀行取締役兼代表執行役社長。元(旧)みずほ銀行築地支店長。
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、1977年から2003年まで旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)に勤務。2002年『非情銀行』で作家デビュー。2004年から2010年までは日本振興銀行に関わっていた。 
代表作に『隠蔽指令』、『庶務行員 多加賀主水が許さない』、『ザ・ブラックカンパニー』、『ラストチャンス 再生請負人』など。それぞれドラマ化されている。

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